投稿者情報
ニックネーム:ys
東京都立大学大学院/システムデザイン研究科/ 機械システム工学域/21年
選考企業情報
企業名(正式名称):株式会社日本総合研究所
職種:システム職
インターン参加:短期インターン参加
最終選考結果:最終選考通過(内定)
インターンシップ体験談
インターンシップのエントリーシート
エントリーシート提出の可否:必要
エントリーシート提出期日:2019年11月中旬
提出方法:マイページ上
質問:インターンシップ志望理由と期待することをご記入ください。(300文字以下)
回答
世界の第一線で仕事をする方々が、ITを用いてどの様にプロジェクトを実行に移しているかというプロセスを体験したい為です。貴社は、ITを駆使した調査、検証を行い続け、社会の諸問題に対してアプローチしています。つまり、世界の未来を創造し、発展へと繋げる会社であると思っています。特に、本インターンシップでは、金融システムの構成要素を分解し、課題抽出からITを用いた解決、検証へのプロセスに対して、自分の能力をどのように活かせるかを、実務を通して体験出来る機会となることを期待致します。世界で活躍されている方々と、自分の考え方にどれ程の差があり、埋め合わせる為には何をすべきか、学びたいと思っています。
各質問項目で注意した点:
自分がどれだけ熱を持って志望しているかを伝えられる文章を心がけた。
結果通知時期:4~5日以内
結果通知方法:マイページ上
インターン参加内容
インターンシップ名:1.5 day インターン
インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか
マイナビ等で情報収集をしている中で知った
どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。
質問会だけでなく、中身がしっかりしたワークを行うことができるインターンを求め、且つ参加して楽しそうな雰囲気やコンテンツを用意してくれる企業を選んだ。他にも似たような形式やコンテンツのインターンを選んだ。
このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
金融もITも無知の状態であったので、まずはどのようなプロジェクトが進行し、どのようなフローで仕事を行っているのかを把握した。工学系出身であるので、情報技術系の知識は乏しく、より俯瞰的な視点から業界を見通せるように、業界研究を進めた。
インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。
グループワークが長いので、議論をまとめる訓練は行った方がいい。
実施日程:2019年12月下旬、2020年1月中旬
実施場所:本社
インターンの形式:グループワーク
インターン期間:1.5日間
参加社員数:5名程度
参加学生数:35名程度
参加学生の属性:GMARCH、中堅国公立以上
インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容:
日本総合研究所が手掛けるクレジットカード系システムの課題を与えられ、要件定義から実行・保守運用までのコストや人員の使い方を見直すというワークを行った。遅れや超過金に関する検討も行うため、短い時間で行うにはかなりのハードワークだった。
ワークの具体的な手順:
アイスブレイク、グループで課題解決の話し合い、プレゼンテーション、レビュー
インターンの感想・注意した点:
他のインターンと比較して、実務に極めて近い上に密度の濃いハードワークであったため、本選考前にSIerの実際について十分に知ることができたと感じた。レビューも現場さながらで、緊張感のなかでプレゼンを行うという訓練にもなった。
懇親会の有無と選考への影響:選抜されてリクルーター面談へ案内される。
インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。
リクルーター面談へ案内されると、本選考のGDが免除される。
インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください)
技術系現場社員との座談会や質問会が開催される。カードや為替など幅広い業務に携わっている社員が多く参加しているため、聞く内容に関しては充分。しかし1人あたりに割く時間が短く、表面的な質問で終わってしまうケースが多い。
インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ:華やか
インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ:質実剛健
本選考エントリーシート
エントリーシート提出期日:2020年3月中旬
提出方法:マイページ上
質問:あなたがこれまでに最も達成感を感じた経験について、なぜ達成できたかの要因を含めて教えてください。(500字以下)
回答
大学の部活動において、主将としてリーグ戦昇格を果たしたことです。大学で私が所属していた部活動には強豪校出身の選手がおらず、全員で戦うというチームスタイルでした。しかし、入部当初はチームメイトの足並みが揃っておらず、目標とする上部リーグへの昇格には程遠い状況でした。そこで、私が主将となった際、新しい戦略やメニューを積極的に取り入れること、常にチームに目を向けてコミュニケーションを取り続けること、の2つを徹底してやり抜こうと決めました。主将の自分が、誰よりも強い意志や理解度を持って、チームメイトと話し合うことで、新しさに対する不安を拭い去り、全員の足並みを揃えられるという確信があった為です。結果として、2シーズン連続のリーグ戦昇格を果たすことができました。「足並みを揃えて一歩を踏み出し、コミュニケーションを取りながら歩み続ける」ことを実現したからこそ、後から結果が付いてきたのではないかと強く感じています。加えて、人の中身を見る力を養い、接し方や伝え方などをどのように選択するべきかを学びました。大学で部活に参画する意味を噛み締められたからこそ、得られた財産だと感じています。
質問:あなたが失敗から学んだことと、それを活かした経験について教えてください。(500字以下)
回答
第一志望の高校入試に落ちた失敗から、学問に対する取り組み方を変えたことです。私は高校入試時に、志望していた公立高校に合格することができず、第二志望の私立高校に通うことになりました。合格できなかった要因は、「他者から言われたことをやれば良い」という考え方にあったと考えています。高校入学後、自分の目標に対して自分でスケジューリングができるようにならなければ、目標との距離を把握することができず、達成には程遠いと考えました。そこで、目標地点や期限までに為すべき事柄を把握し、大枠のスケジュール・中期計画を立て、日毎のスケジュールは臨機応変に対応するという方法を取りました。部活動を週6日行っていた為、日によって体調と相談しながら学習時間を決める必要があった為です。結果として、高校での成績は学年500人中で10位以内を常に保つことができました。このスケジューリング力は大学進学後の様々な場面で活きています。部活動や研究を行う上で、リーグ戦や学会発表といった目標に向け、どのように進捗させるべきかといった計画を立て、結果を残すことができているのは、失敗を財産として活かせたからではないかと感じています。
質問:採用ホームページ・説明会・セミナーなどで日本総研の考え方に触れ、どのようなポイントに最も共感したか教えてください。(400字以下)
回答
最も共感した点は、SMFGのIT部門としての責任感の持ち方です。SMFGグループでは、4000億円もの金額をITに投資し、金融×ITの最先端を常に追い求めています。これほどまでに投資額の大きいグループは存在せず、貴社やグループにとってITが非常に重要な手段であることを感じています。それ故に、大規模且つダウンが許されないような案件を担当することも多く、非常に高品質であることが求められると想像します。求められるレベルが高いほど、その責任感は増していきます。貴社では、入社直後から開発を担当しながら業務を覚えるというお話を伺っており、高負荷な仕事を通して研修を行うことができるのではないかと考えています。すなわち、若手の段階から最大限に成長しながら、責任感のある仕事に対する姿勢を養うことができます。金融という貢献度の高いシステムに対して、責任感を持ちながら取り組むというポイントに共感しております。
各質問項目で注意した点:
金融やITに関する知識というよりは、自分の成功・失敗談を踏まえた行動力を見られているように感じた。最後の設問では、それらをどのように日本総研の仕事に活かすかという視点で捉えて回答した。
結果通知時期:2~3日以内
結果通知方法:電話
本選考体験談
選考概要
選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?
SIerとして最上流で働ける環境、若いうちから活躍できる環境が整っているから
どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?
技術力が冴える企業であることはもちろん、技術とコミュニケーションを有効に活用している企業を選択した。むしろコミュニケーションに重きを置いていた。他には同業他社、且つインターンや説明会を通じて人的魅力が感じられた企業に応募した。
他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?
若いうちからの開発環境が整っており、しっかりと技術力をつけながら成長することが可能な点。
選考応募時に職種別選考になっていましたか?どのような職種別に分けれていましたか?
コンサルタント、リサーチ、システム職に分かれていた。
選考中に配属先等の希望について確認するプロセスはありましたか?タイミングと希望項目について教えてください。
特になかったが、どのようなプロジェクトに興味があるかを、1次面接、最終面接共に聞かれた。
あなたが受けられた選考フローについて教えてください。
インターン終了後にリクルーターがついて、選考のサポートをしてくれた。ES、webテスト、1次面接、最終面接の順だった。
この企業を受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
金融とITという、自分が共に無知な領域ながら、その利点や規模感を全面に押し出している企業だったので、自分の知識不足で回答できないことがないようにある程度の知識をホームページ等で仕入れた。また、やりたいプロジェクトに関しても、理由を含めて複数個用意した。
各選考を受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。
特になし。企業と業界の分析ができていれば、回答に困ることがない素直な質問が多かった。
この企業の選考を受ける後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。
金融系SIerとして最大規模の企業なので、目標を持って仕事ができる人、若いうちから大きな規模のプロジェクトに参加したい方には打って付けの環境だと思います。ぜひ勇気を持ってチャレンジしてみてください。
リクルーター/OB・OG面談
面談の種類:リクルーター面談
経緯:インターン終了後、選抜制で面談するという連絡が来た
実施時期:2020年2月下旬
面談会場:企業オフィス(支社)
企業側の人数:1人
学生の人数:1人
会場到着から面談終了までの流れ:控室で待機、呼ばれて会議室で事前課題の自己分析を行った
面談内容(質疑応答等):
事前にwebテストの性格診断と自己分析シートの記入を行ってきてくれと言われていた。それに関する深掘りや、自己分析の補足等を当日に行った。過去の経験から、なぜ日本総研を志望しているか等、現在や将来の展望まで質問が来た。
雰囲気:和やか
注意した点・感想:
リラックスしてきてくれと言われており、あまり緊張はしなかったが、自分のことを詳しく知る機会なので気を抜かずに臨んだ。志望している企業だからといって取り繕うことはせず、等身大の自分を表現しながら、分かってもらうように努めた。
結果通知時期:1週間以内
結果通知方法:電話
WEBテスト/筆記試験
テスト方法:WEBテスト
実施時期:2020年3月中旬
実施場所:自宅
試験時間:1時間程度
形式:玉手箱
試験科目:言語、非言語
各科目の問題数と制限時間:言語30分、非言語30分
対策方法:参考書を少し読む
結果通知時期:1週間以内
結果通知方法:マイページ上
一次面接
面接名:個人面接
実施時期:2020年3月下旬
面接時間:40分程度
面接会場:WEB
面接官の人数:1人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):中堅社員
学生の人数:1人
会場到着から選考終了までの流れ:web入室、自己紹介、自己紹介掘り下げ、逆質問
質問内容:
基本的に自己紹介の内容の掘り下げがメインであった。大学の部活で得たものは何か、大学院生として研究室ではどのように立ち振る舞っているのか、共同研究の楽しさや難しさ等々、過去と現在の状況に関する質問が多かった印象。
雰囲気:和やか
注意した点・感想:
自己紹介では、過去・現在の経験を過不足なく話すようにした。これらの経験がなぜ日本総研での仕事に活きるのか、どのように活かしていくのか等、少し具体的な実務に落とし込んで考えるように心がけていれば、回答に困ることはないと思う。
結果通知時期:1週間以内
結果通知方法:電話
最終面接
面接名:最終個人面接
実施時期:2020年4月下旬
面接時間:40分程度
面接会場:WEB
面接官の人数:1人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):役員クラス社員
学生の人数:1人
会場到着から選考終了までの流れ:web入室、軽く自己紹介、自己紹介深掘りと将来の展望について、退室
質問内容:
これまでの経験を踏まえて、なぜ日本総研を志望しているのか。今後は、どのようなキャリアパスを描いているのか。役員クラス社員ということもあり、将来の展望に関する質問が多かった。自己分析と業界分析の質を問われる。
雰囲気:和やか
注意した点・感想:
金融とITに関してはあまり知らないということ、将来的にやりたい仕事は別業界に対するものなので、キャリアパスを考えると転職前提になるということは素直に話した。内定欲しさに面接をしたというよりは、このような考えを持つ学生だけど採用していただけますか?というような面接を心がけた。
結果通知時期:1週間以内
結果通知方法:電話
内定後
内定時期:2020年4月下旬
承諾検討期間:1週間強
承諾/辞退:辞退
辞退理由:次のキャリアに繋がりにくい
辞退理由の詳細:
やはり、やりたい仕事や実現したい世の中を考えると、キャリアパスの中に日本総研が入らなかった。
内定後の課題の有無:辞退したため不明
内定後の拘束:辞退したため不明
内定後の研修など:辞退したため不明
内定者の数:辞退したため不明だが、恐らく100名程度
自分以外の内定者の所属大学:GMARCH、中堅国公立以上