投稿者情報
ニックネーム:す
群馬大学大学院/理工学府物質・生命理工学教育プログラム/ 21年

選考企業情報
企業名(正式名称):大陽日酸株式会社
職種:技術職
インターン参加:参加していない
最終選考結果:1次選考通過

本選考エントリーシート

エントリーシート提出期日:3月末

提出方法:郵送

質問:志望理由

回答    

貴社で多種多様な製品を開発したい為です。人の生活を支えたいという想いを軸として就職活動を行っています。産業ガスは産業に欠かす事ができない為、間接的に多くの人の生活を支えられます。貴社は産業ガスの国内トップシェアであり、長年積み重ねてきたガスの技術が魅力です。また、オープンイノベーションも進めており、新しい技術を積極的に取り入れています。私は化学の専門知識と研究活動で培った問題解決力、自律的な行動力が強みです。これを活かし、技術を吸収し、様々な製品を生み出す事で貴社や社会に貢献していきます。

質問:キャッチフレーズ

回答    

人間関係の潤滑油

他者のニーズを察知し、関係性を踏まえて行動に移す事で人間関係を円滑に回す事が出来る為です。大学のアルバイトで退職者が多いという問題がありました。そこで、周囲の不満を聞き、自発的に働く環境を変える事で退職者を半減させた経験があります。就職しても幅広い年齢層や立場の方と協力できる体制を整え、仕事に貢献していきます。

質問:研究概要

回答    

がん診断薬(PET)の合成研究を行っています。がん腫瘍はアミノ酸や糖などの栄養分をたくさん取り込もうとします。これらの栄養分に放射線を出す物質(放射性同位体)を付ける事で、画像診断する際、放射線が出ている所が検知でき、がん腫瘍の発見に繋がります。このメリットは手術せずに診断できる点です。現在、糖に放射性同位体を付けた診断薬が開発されており、病院でも使用されています。しかし、脳には糖をたくさん取り込む性質がある為、脳にがん腫瘍がなくても、放射線を検知してしまい、診断を誤るリスクがあります。そこで、脳自体が取り込まない○○に着目しました。○○にもいくつか種類がありますが、中でも特にがん腫瘍に取り込まれやすい○○に放射性同位体を付けた診断薬を合成する事としました。実験方法としては、次の三工程です。

①合成を用いて10の反応を経て○○を作ります。

②○○と放射性同位体を繋ぐ反応をし、診断薬を作ります。

③がん腫瘍を持つマウスに診断薬を投与し、実際に画像診断する事で有効性を検証します。

ここで、①は方法が確立されていません。一方、②と③は既に方法が確立されている為、①がこの研究を成功させる鍵となります。現在①の過程である8つ目の反応を行っています。しかし、ここで新たな壁に直面してしまい、原因調査を含め試行錯誤している所です。今後は9月頃までに○○の合成を終え、10月頃に放射性同位体を繋ぎ、年内には動物実験を終了する予定です。有効性が確認できれば、臨床への応用が期待できる診断薬として論文を提出します。

各質問項目で注意した点:

手書きであった為、丁寧にゆっくり書きました。研究概要の文字数が多かったため、専門出ない方にもわかるように注意して書きました。

結果通知時期:1週間以内

結果通知方法:メール