投稿者情報

ニックネーム:YoY

大阪大学大学院/生命機能研究科/21年

選考企業情報

企業名(正式名称):中外製薬工業株式会社

職種:技術職

インターン参加:短期インターン参加

最終選考結果:最終選考通過(内定)

インターンシップ体験談

 インターンシップ参加内容

インターンシップ名:中外製薬工業インターンシップ

インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか

製薬企業の生産技術職に興味を持ち、調べていったことがきっかけです。

どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。

技術系の職に就きたいと考えていましたが、技術職と一口に言っても様々な形態があり、特に研究職と生産技術職がどのようなものか知るために、業務を体験できるようなインターンシップを選びました。他に受けたインターンシップは化学メーカー主催のインターンシップや、製薬企業の研究職のインターンシップに参加しました。

このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。

インターンシップへの参加人数が多い場合は抽選になると言われており、大卒以上の理系、特に化学・生物・薬学系専攻の学生が対象のインターンシップでした。インターンシップへの参加予約が確定してから、リクナビさんのOpenESおよび、"中外製薬工業インターンシップのどのようなところに興味を持ちましたか"という質問の回答を提出する機会があったので、それにしっかりと自分の考えを示しました。

インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。

事前にやっておけば良かったと思うことは特にありません。中外製薬工業株式会社という会社がどのような会社であるのかを少し下調べするだけでも良いと思います。

実施日程:2月中旬

実施場所

TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター

インターンの形式:グループワーク

インターン期間:1日

参加社員数

座談会に参加していただいた社員の方を含めると全体で12人程度

参加学生数:30人程度

参加学生の属性:国公立大学が多かった印象です。地域は様々。

交通費補助の有無

交通費・宿泊費を全額支給していただきました。ただし必要事項記入の上、インターンシップ当日に申請書を持参する必要があります。

インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容

会社説明→開発/生産体感ワーク→先輩社員座談会→魅力発見ワークといった流れでインターンシップが行われました。会社説明では医薬品産業の動向を織り交ぜながら中外製薬工業株式会社の事業や職種などの紹介がありました。開発/生産体感ワークでは中外製薬工業株式会社での仕事(開発・生産)のイメージをグループワークで体感しながらビジネスプロセスへの理解を深めていく内容でした。座談会は現場で働く先輩社員や人事担当者とお話をし、気になることはなんでも質問できる時間でした。魅力発見ワークはグループワークや座談会を通して、得た中外製薬工業株式会社の魅力や新たな発見をグループ内で出し合い、最終的にはグループごとに発表するという形でした。

ワークの具体的な手順

開発/生産体感ワークでは5~6人が一つのグループになり、ワークを行いました。グループの編成方法は着席順ですが、担当の社員がうまく配置してくれたので男女の人数比はほぼ一緒でした。ワークの具体的な内容としては各グループに模造紙やハサミ、定規などが配られ、指示された形のものを協力して作り、出来上がった製品を検品する、というものでした。しかし、各個人のはそれぞれ役割が与えられており、その役割以外の作業はできません。役割分担や配置人数は各グループに任せられており、話し合いで配置や人数を決め、ワークを行いました。最終的には出来上がった製品(検品に合格したもの)の数で順位を決めました。

懇親会の有無と選考への影響

懇親会はなし。

インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。

インターンシップに参加すると書類選考が免除になり、WEBテスト、一次面接からのスタートになります。

インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください)

グループワークを行い、そこでまとめたことを全体の前で発表しました。社員の方は一つ一つのグループに対して講評やアドバイスなどコメントを出してくださり、勉強になりました。また、座談会でも社員の方と話す機会がありました。座談会では技術系の社員の方と人事の方にお話を聞くことができ、仕事内容ややりがいに関することから、選考に関することまで幅広く聞くことができました。

インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ

外資系企業の関連企業であることから、どこか冷たい印象を持っていました。

インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ

とても温かい人が多く、非常にまじめな方が多いというイメージを抱きました。

本選考エントリーシート

エントリーシート提出期日:4月中旬

提出方法:郵送

質問:志望動機を記入してください。

回答

私は医薬品の開発を通じて人々の健康に貢献したいと考えており、貴社であれば私の想いを実現できると確信したため志望しました。インターンシップでは貴社の「革新的な医薬品を一日でも早く患者さんのもとに届ける」という熱い想いを肌で感じることができ、世界最先端のバイオ技術をもつ中外製薬グループの医薬品生産の要である貴社で働きたいと強く思いました。

質問:学生生活を通じて得たことを教えてください。

回答

私は学生生活で部活動に注力しました。高校、大学ともに陸上競技部に所属しており、高校ではキャプテン、大学では主務としてチームに貢献してきました。チームをまとめる難しさに悩んだ時や、怪我に苦しんだ時期もありましたが最後まで諦めずに競技に打ち込みました。この経験から、困難に直面しても粘り強く物事に取り組む力を身につけることができました。

質問:「私のアピールポイント」を教えてください。

回答

私のアピールポイントはハングリー精神です。私は学部時代は有機合成を主体に行う研究室に所属しており、そこで触媒反応開発の研究に取り組んでいました。しかし生命現象の解明がしたいという想いから、大学院では異分野であるバイオ系の研究室を志望しました。異なる分野での研究に最初は戸惑うことも多かったですが、私の持ち味である貪欲に学ぶ姿勢を活かして技術や知識をしっかり吸収しています。

各質問項目で注意した点

ESは中外製薬工業株式会社さんの指定エントリーシートを印刷し、手書きで記入する形でした。一次面接の前に必要書類を郵送で提出します。ですので面接の日程によっては提出期限が異なります。手書きのESになるので、丁寧に書くことを心がけました。どの設問に関しても解答欄があまり大きくないので、簡潔に分かりやすく書くことを意識しました。インターンシップに参加した際に、社員の方から選考では「中外製薬工業株式会社で働きたいかどうか」が重要視されるとお聞きしたので、志望動機には、なぜ中外製薬工業株式会社さんを志望するのか、中外製薬工業株式会社さんだからできること、を重点的に考えてエントリーシートを作成しました。インターンシップに参加したので、書類選考は免除になっていますが、面接を行う上で最低限必要な情報を質問として設定したのだと思います。設問のほかに、希望職種を記載する欄があり、「製造」、「品質試験」、「システム」という職種の中で順位をつける場所がありました。

結果通知時期:その他

結果通知方法:メール

本選考体験談

 選考概要

選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?
製薬企業に興味を持っており、その中でインターンシップに参加する機会があったのでより関心が深まりました。

どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?

技術系の職種に就きたいと考えており、就職活動を行う中では研究職や生産技術職の選考を中心に進めていきました。そのほかに化学メーカーや食品メーカーの選考も受けていました。

他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?

海外のメガファーマであるロシュ社とアライアンスを提携していることで、他の日本の製薬企業にはない強みを持っています。世界の医療と人々の健康に貢献できるというやりがいを非常に感じることができるのではないでしょうか。加えて、工場勤務になりますが、夜勤がない(工場は24時間稼働していない)そうです。

選考応募時に職種別選考になっていましたか?どのような職種別に分けれていましたか?

職種別の選考にはなっていません。

選考中に配属先等の希望について確認するプロセスはありましたか?タイミングと希望項目について教えてください。

エントリーシート内に配属先の希望を記入する欄があります。また、面接時にも聞かれました。

あなたが受けられた選考フローについて教えてください。

書類選考(免除)→WEBテスト→一次面接→最終選考

各選考を受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。

自己分析をしっかりしておけば問題ないと思います。

この企業の選考を受ける後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。

中外製薬工業株式会社で働きたい人を強く募集しています。ここで働きたいと思う方は、まずインターンシップに参加することをお勧めします。資本でいうと外資系にはなりますが、福利厚生はとても良いそうです。薬を製造したい、現場で直接製薬に携わりたいと考える人にとっては非常に魅力的な企業だと思います。気負わず、自らの考えや思いをしっかり伝えられれば、結果はついてくるのではないでしょうか。

 WEBテスト/筆記試験

テスト方法:WEBテスト

実施時期:3月下旬

実施場所:自宅

試験時間:1時間半くらい

形式:SPI

対策方法:SPI対策本など。

結果通知時期:1週間以内

結果通知方法:メール

 一次面接

面接名:人事面談

実施時期:4月下旬

面接時間:約25分

面接会場:WEB

面接官の人数:2人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):人事の方が2人

学生の人数:1人

質問内容

基本的にはエントリーシートに書かれている志望動機、学生時代に頑張ったこと、長所に加え、何をしたいかや、私の場合もともと少し違う分野を学んでいたのでどうして今の研究分野に興味を持ったのかというところを突っ込まれました。

雰囲気

特に厳しさは感じませんでした。面接官も時折、笑顔を見せてくれました。

注意した点・感想

はきはきと簡潔に話すことを意識しました。質問されたことに対して、長々と回答すると、的外れな回答をしてしまうことがあるので、初めに結論を述べるよう意識しました。また、終始笑顔でいることを心がけました。もちろん、にやけ顔ではなく、明るく好印象を持ってもらえるよう、表情、姿勢、言葉遣いにはしっかり注意していました。

結果通知時期:2週間以内

結果通知方法:メール

 最終面接

面接名:最終面接

実施時期:6月上旬

面接時間:約40分

面接会場:WEB

面接官の人数:3人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):社長、役員、高い役職の人事部の方

学生の人数:1人

質問内容

質問内容は、最初はやはりエントリーシートに書かれた志望動機や長所、学生時代に頑張ったことから気になったと思われる点やより突っ込みたいところを聞かれました。現在行っている研究内容に関しても説明を行い、研究に関することや、気になること、研究で大変なことなどを聞かれました。

雰囲気:厳しめ

注意した点・感想

社長自らが最終面接をされるので、非常に緊張しました。しかし、非常にお話のしやすい方です。研究内容に関して、鋭い質問等も頂きましたので自分の研究はしっかりと理解しておく必要があると感じます。面接の最後に逆質問の時間が与えられ、そこで気になっていたことを質問しましたが、社長が直接回答してくださり、非常にためになりました。とても緊張しましたが、同時に得られるものが多い面接だったと思います。

結果通知時期:当日中

結果通知方法:電話

 内定後

内定時期:6月上旬

承諾検討期間:1週間程度

承諾/辞退:辞退

辞退理由:配属職種

辞退理由の詳細:別の企業に内定を頂いたため。

内定後の課題の有無:不明

内定後の拘束:不明

内定後の研修など:不明

内定者の数:不明

自分以外の内定者の所属大学:不明

自分以外の内定者の属性(体育会、学生団体、留学、長期インターン、ボランティアなど)
不明

希望通りの職種や配属先でしたか?(選考中に確認があった場合):不明