「自分の専門知識を活かして、社会を根底から支えるようなスケールの大きな仕事をしてみたい」

「でも、具体的にどんな企業があるのか、どうやってアプローチすればいいのか分からない」

上記のような想いを抱える理系の皆さんに、今回は日本を代表する「au」ブランドを中心とした大手通信キャリアKDDI株式会社を紹介します。

KDDIは、皆さんが普段使っているスマートフォンなどのキャリア「au」をはじめ、日本の通信を支えている企業です。本記事では、KDDIの事業内容から理系学生が気になる年収・福利厚生・働きがい、そして難関とされる選考を突破するためのポイントまで網羅的かつ分かりやすく紹介します。本記事を読めば、あなたがKDDIで働く未来を具体的にイメージできるようになるはずです。

KDDIはどんな会社?

KDDIはどんな会社?

KDDIは「au」ブランドでおなじみの、日本を代表する総合通信大手です。まずは売上高や勤続年数などの基本データから、まずは企業の全体像を掴みましょう。

社名KDDI株式会社(KDDI CORPORATION)
創業日1984年6月1日
代表者代表取締役社長CEO 松田 浩路
本社所在地東京都港区高輪2-21-1 THE LINKPILLAR 1 NORTH
資本金141,852百万円(約1,418.5億円)
連結社員数64,636名(2025年3月31日時点)
連結売上高(2025年3月期)5,917,953百万円(約5兆9,180億円)
連結営業利益(2025年3月期)1,118,674百万円(約1兆1,187億円)
当期純利益(親会社帰属)(2025年3月期)685,677百万円(約6,857億円)
グループ社数(連結子会社等含む)KDDIグループ全体で多数の連結子会社および関連会社を保有(公式IRでは「世界26ヵ国70都市以上に拠点」と記載)
単体平均年齢約42.0歳
単体平均勤続年数約16年

※「グループ社数(連結子会社数など)」について、公式IRでは「世界26ヵ国70都市以上に拠点を持つ」としているが、直近の子会社社数は資料によって異なるため「多数の連結子会社あり」という表現としました。

参照:KDDI「企業情報」
参照:KDDIニュースルーム「2025年3月期決算について」
参照:KDDI「KDDIをもっと知る」
参照;KDDI「会社概要」
参照:KDDI「通信+αでお客さまのDXを加速させるKDDIグループ」

KDDIの事業概要

KDDIの事業は大きく4つのセグメントに分かれています。

・パーソナル(Personal)/主にBtoC

個人向けモバイル通信サービス(携帯電話ブランド「au」「UQ mobile」「povo」など)、FTTH/固定通信サービス、個人向けインターネット、CATVなどです。

・ビジネス(Business)/BtoB

法人向け通信サービス、ICTソリューション、データセンターサービス、クラウド、企業向けネットワーク構築などです。

・ライフデザイン(Life Design)/主にBtoC、金融・決済サービスなどではBtoC/BtoB両面あり

デジタルコンテンツ(会員制サービス)、コマース(EC)、金融サービス、決済、エネルギー(例「auでんき」)などです。

・グローバル(Global)/BtoC・BtoB両方(地域・サービス内容による)

海外での通信事業(モンゴル、ミャンマーなど)およびデータセンター事業(「TELEHOUSE」ブランド)などです。

「パーソナル」での携帯・固定回線提供は、KDDIの通信のコア事業です。

一方で、通信インフラを核にライフデザイン分野で金融・エネルギー・コマース・エンタメなどを広げて通信会社以上の包括的なプラットフォーマーを目指しています。

法人向けには通信だけでなくICTソリューション・クラウド・セキュリティなど幅広いサービスを提供しており、BtoB分野でも強みがあります。

参照:KDDI「通信+αでお客さまのDXを加速させるKDDIグループ」
参照:KDDI「セグメント別事業概況」
参照:リクナビジョブ「KDDI株式会社」

KDDIの強み

KDDIが成長し続ける理由は、以下の3つの強みにあります。

①通信インフラと広大な顧客基盤

KDDIは国内で大規模なモバイル通信サービスを展開し、多数の契約者を抱えています。

公式IRでは「モバイル契約者数7,030万契約」と記載されており、個人から法人まで広くカバーしている状況です。

広い顧客基盤を軸に、通信以外のサービスをクロスセルさせて安定収益と収益多様化を実現しています。

通信というインフラを核に、生活・ビジネスのさまざまな領域と結びつけられる点が強みです。

②多様な事業セグメントとDX/デジタルサービス展開

単なる通信キャリアに留まらず、ICT・クラウド・エネルギーなど多角的に事業を展開している点が特徴です。特に、近年はDX支援などにも注力しています。

上記の多様性により、通信市場が成熟・停滞しても他分野で成長機会を確保できる柔軟性と強みです。

③強固な財務基盤と安定した経営体制

2025年3月期の連結売上高は約5兆9,180億円、営業利益は約1兆1,187億円、当期純利益は約 6,857億円と大きな収益力を誇ります。

また、従業員数や契約者数など規模が大きいため、キャッシュフローや資本効率にも安定性があり、長期的な投資や新規事業展開に耐える体力があります。

安定した経営基盤により、新技術や新市場に挑戦しやすく将来的な成長余地も確保しやすいのも特徴です。

上記3つの強みが通信+αのビジネスモデルを支え、今後も安定かつ成長志向で事業を展開するための土台になっていると言えます。

参照:KDDI「KDDIをもっと知る KDDIの使命は、「つなぐ」こと」
参照:KDDIトビラ「KDDI決算「つなぐチカラの進化」でデジタルデータ×AIによる新たな価値創出へ」

KDDIの福利厚生

KDDIは、社員にとって働きやすい環境と福利厚生制度を整備しています。主な制度は以下の通りです。

・休日および有給休暇

完全週休2日制(土日祝)+年間休日(2025年度は125日)

年次有給休暇(最大20日。入社時の勤怠状況等に応じて付与)

・各種休暇制度

産前産後休暇、育児休職、介護休職、リフレッシュ休暇、特別休暇(結婚、出産、看護、弔事など)など多様な休暇制度あり。

・勤務制度

テレワーク制度、フレックスタイム制度、裁量労働制、変形労働時間制度など、柔軟な働き方が可能(部署による)。

・福利厚生

退職金制度、企業型確定拠出年金、財形貯蓄制度、社員持株会(奨励金付き)による中長期的な資産形成支援。

社員共済会による福利厚生(スポーツクラブ、ゴルフ場、百貨店優待等)や提携住宅ローン、全国の保養所利用など各種福利厚生施設と支援あり。

参照:KDDI「採用サイト 環境・制度を知る」
参照:KDDI「労働慣行」

KDDIは通信を核に生活全般を支える巨大企業です。財務基盤が盤石で福利厚生も整っており、安定した環境で新しい挑戦ができる会社だと言えます。

KDDI社風・働きがい

KDDI社風・働きがい

挑戦と協調を重視するカルチャーが、KDDIの特徴です。実際に働く社員の声やデータから、入社後のリアルな環境をイメージしましょう。

社員の声から見るKDDI

社員のインタビューや口コミからは、以下の特徴が見えてきます。

①挑戦文化・自由/裁量のある働き方

KDDIは、業務内容や役割によって裁量労働制・フレックスタイム制・テレワークを導入しています。仕事の時間や場所を柔軟に自分で選べる環境が整っており、裁量の大きさを評価する声も多いです。

また、グループ会社を含めた横断的な異動・キャリアチェンジの機会もあり、自分の志向・キャリアに応じて挑戦できる選択肢があるのが魅力とする人もいます。

決められたルールに従うだけでなく、自分で働き方・タイミング・キャリアを選びながら挑戦するスタイルを望む人にとってはKDDIはフィットしやすい会社と言えそうです。

②風通しの良さ・制度の浸透

育児休業の取得や復職支援に力を入れており、男性の育休取得も取りやすく、普通の選択肢と感じる社員が増えているようです。

実際に「育休を取った」「育休から復職した」などの事例が社内で紹介されており、「自分も取ってよい」「取りやすい」と感じる応募者も多いと考えられます。

「本人や周囲の理解があることで、ライフイベント(出産、育児、介護など)があっても安心して制度を使いやすい」などの声が見られます。

上記のような仕組みと「声掛け・見せる」取り組みによって、制度はあるが使いづらいなどのジレンマが起きにくく、比較的風通しが良い社風が育っているようです。

③チームワーク・安定基盤の安心感

複数セグメント・グループ会社をまたいだ事業展開で幅広いビジネスに関わるチャンスがあるため、安定基盤のもと、さまざまな領域でチームとして取り組める安心感があるなどの声もあります。。

KDDIは安定と幅広さを土台に、チームで安心して働ける環境を志向する人には合いやすいです。

参照:KDDI「状況に合わせて柔軟に選べる働き方の制度」
参照:&KDDI「育休を取得してみてどうだった?体験談から知る、KDDIの男性育休のリアル」

KDDIのワークライフバランス

KDDIの働きやすさをデータで見てみましょう。

残業時間24.9時間
有給取得率83.6%(2024年度実績)
育休取得率女性は100%、男性は2024年度時点で75.4%取得後の復職率は100%(2024年度)
テレワーク/リモート勤務全社でテレワーク可能で、裁量労働制・フレックスタイム・変形労働制など柔軟制度あり
フレックスタイム制度コアタイムなしのフルフレックス、または柔軟な時間帯選択が可能
育児/介護との両立支援育児短時間勤務、子の看護休暇、勤務時間の繰上げ・繰下げ、時短勤務など柔軟対応復職後の短時間勤務や在宅勤務も可能

参考:採用情報|KDDI株式会社
参考:社会データ|KDDI株式会社

制度として、育児・介護・ライフステージの変化にも対応できる手厚い枠組みが整備されています。制度だけでなく「制度を実際に使える/使いやすい雰囲気」を重視しているようです。ワークとライフの両立が比較的しやすいよう設計されており、特に子育て中・介護中の社員にとってはメリットが大きいと考えられます。

自分の裁量で働き方を決められる「自律」した社風です。育休やテレワークも浸透しており、ワークライフバランスを重視したい理系学生にも適した環境です。

参照:KDDI「状況に合わせて柔軟に選べる働き方の制度」
参照:KDDIエンジニアリング「制度を知る」

KDDIの就職難易度

KDDIの就職難易度

KDDIの就職難易度はネット上の口コミ等から「高い」と考えられます。

KDDIの選考難易度が高い理由は以下の通りです。

(1)知名度・ブランド力が高く応募が集中する
(2)新卒の採用人数は一定数あるものの応募者も非常に多いため実質的な倍率が高め

ただし、採用倍率や体感難易度は各社の採用人数・応募する媒体・職種によっても差がありますので、単純比較は難しいです。

人気企業のため競争率は高いですが、しっかり対策すればチャンスはあります。通信業界全体を研究し、KDDIならではの志望理由を固めることが重要です。

KDDIの採用大学・採用人数

KDDIの採用大学・採用人数

採用実績校や毎年の採用人数を知ることで、KDDIの選考対策の方向性が見えてきます。KDDIの選考における学歴フィルターの有無や、近年の採用トレンドを確認しましょう。

KDDIの採用大学ランキング・採用大学一覧

マイナビなどの採用ページには、採用実績校は公開されていません。しかし、ネット上では一部国公立大・上位私立大学からの採用実績があるというものもありました。

国公立大学京都大学・大阪大学・横浜国立大学など
私立大学慶應義塾大学・中央大学・早稲田大学・明治大学・法政大学・東京理科大学・同志社大学など

参照:大学通信「2025年 企業ごとの大学別就職者数KDDI」

KDDIの採用人数

2022年254名(男性168名/女性86名)
2023年299名(男性214名/女性85名)
2024年308名(男性207名/女性101名)

KDDIの採用人数は、年々増加しています。理由として考えられるのは通信事業のみならず、法人向けソリューション、デジタルサービス、ライフデザイン・新サービス展開など事業の多角化や拡大に伴う採用拡大です。。

また、KDDIが公開する採用データは「合計人数/男女別」「全学部対象」「職種は技術系・営業系など幅広く」というざっくりしたもののみです。他社のように学歴別・職種別の公式データは発表されていません。対策としては、大学キャリアセンターで就職実績があるかどうかを確認してみるといいでしょう。

KDDIの採用人数は増加傾向にあり、門戸は広がっています。学歴だけで諦める必要はありませんが、ライバルが多いため基礎的な学力やSPI対策は必須です。

参照:マイナビ2026「KDDI株式会社」

KDDIが求める人物像・活かせるスキル

KDDIが求める人物像・活かせるスキル

KDDIは変革期にあるため、変化を楽しみ挑戦できる人材を求めています。「理系学生の専攻が具体的にどう活かせるのか」について、KDDIが求める人物像・活かせるスキルを見ていきましょう。

KDDIが求める人物像

KDDIは通信キャリアでなくDX、クラウド、AI、メタバースなど新規・成長分野への挑戦を明言しており、果敢に挑める人材を強く求めています。具体的にKDDIが求める人物像は、以下のとおりです。

・チャレンジ精神/挑戦する人財

失敗を恐れず、高い壁に挑み続けられる人。「0→1」の新規事業や通信・DXなどの変化の激しい分野で、新しい価値を生み出す意欲を求めています。

・好奇心/探求心/学び続ける姿勢

新技術やサービス、業界の変化に対して自分で学び吸収する意欲が求められます。通信・IT・DX領域は技術進化が早いため、自己成長欲・向上心が重視されると考えられます。

・専門性を磨くプロフェッショナル志向

「誰にも負けない専門性を磨き、自らの価値を高め続ける人財」を掲げており、職務内容・スキルに応じた専門領域に深くコミットできる人が求められます。

・協調性/チームでやり抜く力、多様な個性との協働

異なるバックグラウンド・価値観を持つメンバーと協力し、チームで成果を出せる人。多様な個性を掛け合わせて大きな成果を出すことを重視しています。

・主体性や自律性

あるべき姿に目を向け、具体的な目標を立て、やり抜く力のある人を採用選考の軸にしているのが特徴です。受け身ではなく自分で考え、行動できる人を求めています。

参照:就活ニュースペーパーby朝日新聞「KDDI〈前編〉求めるのは「あるべき姿に向けて努力する」「周囲の人と思いを一つにする」【人事のホンネ】」
参照:&KDDI「多様な人財、パートナーと通信を軸に新しい領域に挑戦」
参照:KDDI「人財育成」

理系学生が活かせるスキルや専攻

KDDIは、ネットワーク・クラウド・ソフトウェア・研究開発など多様な技術分野を抱える企業です。理系学生や技術・専門系専攻の学生にも多くの活躍機会があり、専攻別の例と関連性を下記にまとめました。

専攻分野活かせる職種・業務具体的に活かせるスキル・経験
情報・コンピュータ系(情報工学、コンピュータサイエンス、ソフトウェア工学など)・アプリケーションエンジニア・クラウド/サーバ管理・SRE・クラウド基盤構築・セキュリティ、ソフトウェア開発などプログラミング経験、クラウド知識(AWSなど)、システム開発経験。学生時代のコンテスト(プログラミング、ソフトウェア、ロボットなど)
ネットワーク/通信工学系(電気・電子、通信システム、ネットワーク設計など)・ネットワークインフラエンジニア・通信設備設計/保守、固定回線・移動体通信の基盤構築、NWアーキテクト、コア・RAN・固定系NWエンジニアなど通信技術の知識、ネットワーク構築・設計経験、論理的思考力、障害対応力など。通信業界での興味・意欲
データサイエンス/AI/情報統計系・データサイエンティスト、分析部門、AI・機械学習関連開発、R&D部門など統計・解析スキル、プログラミング、機械学習・データ処理の知見、課題発見→解決提案力。
物理・電気・電子・ハードウェア系(回路設計、機械・ハードウェア、ファシリティ、インフラ系)・商品開発エンジニア・ファシリティエンジニア・機器設置・インフラ整備、衛星/海底ケーブル/通信インフラ設計などハードウェア/回路の知識、設計・実装経験。また、通信インフラのインフラエンジニアリングに対する関心や専門性
企画・事業開発・新規事業志向(理系出身+技術理解)・新規事業企画(DX/AI/Web3/宇宙/モビリティ領域など)・技術×ビジネスの橋渡し、R&Dも含めた事業立ち上げ技術知見に加え、論理的思考力、ビジネス感覚、柔軟な思考、挑戦する姿勢。理系バックグラウンドを武器に「技術×社会課題解決」に貢献可能

KDDIは30の専門領域を明確に定め、技術系・研究開発/エンジニアリングを含めた幅広いフィールドで人材を募集・活用中です。専門性が尊重され、ジョブ型で成果・スキル・能力が評価される制度を採用しています。

「挑戦」「多様性」「共創」を人材ポリシーに掲げ、多様な能力・バックグラウンドを持つメンバーと協働する機会が多いです。そのため、理系出身者が理論×実装×社会意義を結びつけるキャリアを描きやすいのではないでしょうか。

KDDIの選考では「技術を使って何を変えたいか」をアピールできるかが重要です。自分の研究や専攻が、KDDIのどの事業領域で活かせるかを言語化しておきましょう。

KDDIの年収・初任給

KDDIの年収・初任給

KDDIの給与水準は、全国平均や同業他社と比較しても高水準です。平均年収と初任給の最新データから、経済的なメリットを確認します。

KDDIの平均年収

2025年3月期の有価証券報告書等によると、KDDIの平均年収は約1,018万円で、平均年齢は42.0歳、平均勤続年数16.4年となっています。

この水準は、国内企業全体の平均(国税庁の調査ベース)と比べても高く、また同業他社と比べても比較的高めと考えられます。

参照:IRBANK「KDDI年収推移」

KDDIの初任給

2024年4月入社の月給は、28万円(賞与・諸手当別)です。学歴別ではなく、スキルや専門性に応じて設定されています。

なお、2025年4月に入社予定の新卒入社社員の初任給については2.5万円のベースアップが行われ、30.5万円からのスタートです。博士相当のスキルをもつ学生に対しては、最大で36.5万円の初任給が設定されています。

1,000万円を超える平均年収は、KDDIで働く大きな魅力です。初任給もスキル評価型になっているため、学生時代に培った技術力次第で高いスタートラインに立てます。

参照:リクナビ2026「KDDI」
参照:非管理職の平均給与者、ジョブ型で月額最大約8.5万円の賃上げ|KDDI

KDDIのインターンシップ情報

KDDIのインターンシップ情報

KDDIの本選考を有利に進めるためにも、インターンシップ参加は非常に重要です。以下ではKDDIのインターンシップについて開催時期や内容、エントリー方法について解説します。

インターンシップへのエントリー方法

KDDIのインターンには、まず公式採用サイトの「Internship(インターンシップ)ページ」からプレエントリーし、「MY PAGE」登録が必要です。時期は主に夏・冬となります。

その後、ES(Webエントリーシート)や場合によってはポートフォリオ・履歴書写真の提出の上で、選考の流れになります。応募資格は「学部・専攻不問」「学年不問」との案内が多く、学部・学科での足切りは公式にはありません。

・夏期インターン…おおむね8月〜9月あたりに実施。
・冬期インターン(または年末近辺)…技術系グループ会社などで、たとえば「冬期インターンシップ」を12月に実施した例があります。

参照:KDDI採用サイト「インターン」

過去のインターンシップ内容

KDDIのインターンは「職種別コース×期間タイプ」で複数パターンあり、以下のような構成が確認されています。

・1~2days/1day

営業(法人営業・代理店営業)、UXデザイン、カスタマーサービスなどが対象です。

内容は事業説明、企業理解、社員との座談会、グループワークや簡易ワークショップとなっています。社風の理解、業務の概要把握、志望度の確認、自分の適性チェックが得られる内容です。

・夏期インターン(3~5日・5日)

ネットワーク・インフラ、ITエンジニア、データサイエンス、セキュリティ、アプリ開発などの技術系から営業・企画系まで多様な職種が対象です。

実案件を題材にしたワークショップ、グループワーク、成果発表、社員からのフィードバックをおこないます。

実務疑似体験、チームでの課題解決力、KDDIの技術・事業理解、自己の強み弱みの確認ができます。

・長期インターン(数か月型)

ネットワーク・インフラエンジニア、ソリューションエンジニア、クラウド・アプリ、DX/開発などが対象です。

実際の業務への参画、開発工程・検証・設計、法人向け提案、DX案件対応などが想定された内容となります。

社会人スキル、実務経験、通信業界/ICT業界のリアル、キャリアビジョンの明確化など、より実践的な内容が得られます。

・技術特化オンラインorオフライン型

SWエンジニアリング、アジャイル開発、サービスデザイン、UX/UI、プロダクト関連が対象です。

オンラインでのサービスデザインワークショップ、アジャイル開発体験、成果共有会、座談会などが実施されています。実践的なエンジニア体験、技術・サービス設計経験、チーム開発、通信会社ならではの視点の習得が得られるようです。

粘土や時期によって内容は変わりますので、最新の情報はKDDIのインターンシップサイトでご確認をお願いします。

インターンはKDDIの技術や雰囲気を肌で感じる絶好の機会です。一部のコースは選考直結の可能性もあるため、積極的に応募しましょう。

参照:KDDI採用サイト「インターン」
参照:&KDDI「2023年度インターンシップ、募集開始!長期・夏期・1-2daysインターンシップの3種類12コースにて応募受付中!」

KDDIのエントリー方法・選考フロー

KDDIのエントリー方法・選考フロー

以下では、KDDIのエントリーから内々定までの一般的な流れを時系列で整理します。各ステップで何が行われるかを知り、心の準備をしておきましょう。KDDIの基本的な選考フローは、具体的に以下の通りです。

・ES(エントリーシート)提出

Webエントリーシートに「志望理由」「やりたいこと」「学生時代の経験など」を記入します。たとえば、「KDDIで何を実現したいか」「チームで取り組んだ経験と役割」などが問いになったとの声があります。

・Webテスト(性格/能力検査など)

一般的なSPIと同じようなWebテストが課されます。ネット上では、「言語/非言語/英語」を含むテストとの記述がありました。

・一次面接

個人面接のようです。過去の受験者の報告では、人事ではない現場社員が面接官になるケースも多いとの声がありました。

・二次面接および最終面接

質問内容は志望動機、過去経験、問題解決の一般的な質問からKDDIに対する理解度などが中心です。

なお、最終面接では対応力・適性・志向の深さが問われるとの報告もありました。

・(場合によって)リクルーター面談や人事面談

選考の途中でリクルーターや人事との面談が設けられる場合もあったとの報告もあります。くれぐれも失礼がないよう、声がかかった場合は速やかに対応することが求められます。

・内々定

最終面接を通過後、内々定が出されます。通知時期や方法は年度・個人によりますが、過去の報告では「最終面接から2営業日後」に連絡が来たとの声もありました。

選考フローは、「年度・募集コース」によって変わる可能性があります。たとえば、複数回面接があるケース、リクルーター面談を挟むケースなどもあるようです。

インターンシップから本選考への「スキップ」や「優先案内」があるものの、インターン参加が必ずしも選考通過・内定保証ではありません。公式FAQで「インターン合否は本選考に影響しない」と明言されています。

理系学生は技術系コースに応募するケースが多いため、専攻・資格・研究内容をきちんと整理し、「なぜKDDIか」「何をしたいか」を論理立てて語る準備が重要です。上記は文系・技術系問わず必要ですが、技術系では特に深掘りされやすい内容です。

KDDIはオーソドックスな選考フローですが、技術系は研究内容の深掘りが予想されます。どの面接官相手でもわかりやすく説明できるよう練習しておきましょう。

参照:KDDI「採用情報」
参照:&KDDI「インターンシップ、今年から選考直結型も!?学生の皆さんからよく聞かれる質問5つに、採用担当がお答えします」

KDDIの選考を通過するためのポイント

KDDIの選考を通過するためのポイント

人気企業のKDDIに合格するためには、戦略的な選考対策が必要です。特に、理系学生が意識すべき3つの具体的なアクションを紹介します。

KDDIへの志望動機を明確にする

志望動機では通信/ICT業界やDX・クラウドなどの新サービス拡大に惹かれた理由を示し、KDDIの事業・強みに言及しましょう。さらに自分の経験・興味でどう貢献できるかを具体的に語ると強みになります。

また、入社後のキャリアビジョンも含めることも求められます。「どのように成長し、どの分野で成果を出したいか」を含め、志望動機+将来性の両輪として説得力を上げましょう。

学生時代の活動、研究などESや面接で使いやすいエピソードを、KDDIが大切にする挑戦・協調・専門性・成長と結びつけて語ると効果的です。

KDDIのOB・OG訪問を行う

リアルな会社・職場の雰囲気や理系ならではの活かしどころを知るため、可能な限りOB・OG訪問を行いましょう。例えば、技術系社員に「普段どんな業務をしているか」「自分のバックグラウンド(専攻・研究)がどう活きるか」などを聞くと、自分の志望動機などに反映しやすくなります。

なお、OB・OG訪問時の質問例として以下が考えられます。

・「入社後すぐどんな仕事を任されましたか?」
・「配属後のキャリアパスは?」
・「理系出身者が専攻を活かせる場面、また苦労する場面はありますか?」
・「チームの雰囲気や働き方(裁量・リモート・働きやすさ)は?」
・「未経験/文系出身者との差や、専門性を求められる場面はどこか?」

OB・OG訪問で得た現場のリアルな声は、選考で自分なりの言葉で語ることにつながります。あなた自身の言葉が、面接官の印象に残りやすくなるのです。

WEBテストやSPIの対策をする

KDDIの選考では、ES提出後にWEBテスト(性格/能力検査・SPI型テスト)が課されます。特に理系学生は「論理・非言語」「数的・図形・グラフ読解」「英語」「言語(読解・作文)」など、多様な分野に備えるため準備が必要です。

就活直前ではなく余裕を持ってSPI対策本で演習、模擬テスト、時間制限下での問題演習などを行うと効果的です。

志望動機の解像度と基礎学力が、KDDIの選考における合否を分けます。ネットの情報だけでなく、OB訪問などで得た一次情報を盛り込んで他の応募者との差別化を図りましょう。

KDDIに関するよくある質問

KDDIに関するよくある質問

KDDIを志望する学生が抱きがちな疑問をQ&A形式でまとめました。不安を解消して、自信を持って選考に臨みましょう。

Q1学部・専攻は問われますか?

公式には「大学・専攻・性別・国籍を問わない」と明示されています。専攻や学歴だけで落とされることはないと考えられます。

Q2.技術系・理系出身は有利になりますか?

専攻だけで決まるわけではないため、有利とは限りません。理系が活躍しやすい通信・IT・エンジニアが中心ではある一方で、営業・企画・管理など多様な職種があるためです。文系出身者も多く採用されており、選考が活かせるからと有利になるとは言えません。

Q3専攻・研究内容を問われますか?

技術系コースでは、研究内容や技術スキル・クラウドやネットワークの知見・開発経験などを重視される可能性はあります。ただし、専攻していたことが条件というわけではなく、あくまでも経験や意欲でアピールできる程度です。

選考では、書類・筆記・面接・適性等をもとに総合的に合否が判断されます。

まとめ

KDDIは通信の枠を超え、新しい社会基盤を作る魅力的な企業です。最後に、KDDIの選考前に確認しておきたいポイントを3点おさらいします。

・事業の魅力

通信インフラを核に、DX、クラウド、ICT、サービス多角化など幅広く展開しています。変化と成長の余地が大きい企業です。

・求める人物像

「挑戦」「学び続ける姿勢」「専門性志向」「協調性」「主体性」などが評価されます。コース選択肢が多く、自分の強みや志向に応じた活躍の道があります。

・選考突破の鍵

志望動機+キャリアビジョンを明確にし、OB・OG訪問でリアルを掴んで、WEBテスト対策を早めにしましょう。面接で具体性と論理性あるエピソードを述べることで合格率を上げられます。

また、忙しい理系学生は、応募企業と接せられる窓口を増やすことで就活の効率化が可能です。テックオファーなどのスカウトサイトに登録しておくと、企業からスカウトが届くため思わぬ企業と出会えるかもしれません。無料かつ3分で簡単に手続きを完了できるため、ぜひ登録しておきましょう。

この記事を参考に、ぜひKDDIの選考を受けてみてください。健闘を祈っています!

\あなたに合った大手優良企業と出会える/