投稿者情報
ニックネーム:ナス
金沢大学大学院/自然科学研究科/21年
選考企業情報
企業名(正式名称):三菱地所株式会社
職種:総合職
インターン参加:参加していない
最終選考結果:書類選考通過
本選考エントリーシート
エントリーシート提出期日:3月下旬
提出方法:マイページ上
質問:あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか。(300文字以上500文字以下)
回答
不要な教科書の回収・再販売を通して途上国の教育を支援する学生団体に所属し、支援金の増額に挑戦しました。私はまだ活用できるはずの教科書が捨てられているのを見て、教科書の寄付を誘導する仕組みが必要だと考えました。そこでまず、友人や先輩に教科書を手放す時期や動機、寄付までの面倒さなど、多角的な意見を主体的に聞いて回りました。そしてそれらを分析した上で、引越しで教科書の処分に困っている卒業生に狙いを定め、2つの行動を実行しました。第一に、大学事務と議論を重ね、卒業生が多く通る研究棟の1階に寄付ボックスを設置しました。第二に、地元の不動産会社と連携し、活動内容を明記したチラシを卒業生が住むアパートに配布しました。いずれの交渉も難航しましたが、企画書を作成し、相手のメリットも考慮した提案になるよう調整を重ね、毎週1回足を運んで交渉を成立させました。これらの実践により、活動の認知度を高め、手軽に寄付できる仕組みを確立した結果、約3千冊の教科書を回収し、最終的に20万円の支援金を獲得しました。この経験を通して、相手目線で物事を考えることの大切さを学び、積極的に周囲を巻き込む重要性を再認識しました。
質問:あなたが大切にしている信念は何ですか。それを培ってきた経験をふまえて教えてください。(300文字以上500文字以下)
回答
「日々の積み重ねと相手を想う姿勢がやがて大きな成果を生む」という信念があります。この信念は、私が大学2年時に約50名が所属するソフトボールサークルの主将を務め、メンバー間の勝ちに対する温度差を改善した経験に起因します。勝利よりも活動の楽しさを重視するメンバーがいる中で、私は彼らの考えを尊重し、チーム対抗型の実践練習を全体の8割に増やすことで、競い合う楽しさを練習に取り入れ、チームに一体感と競争意識を醸成しました。チームの最善を模索し続けた姿勢が、改革の実現を後押しし、大会で格上相手に2勝を達成しました。また研究室で学生ゼミの責任者を担当した経験にも起因します。知識と経験の還元が重要だと考え、私は同期に協力を仰ぎ、事前に後輩と発表練習をする機会を設け、学生ゼミの質を高めました。その際も、自身を高める努力を惜しまず、後輩のためを考え抜いた結果、実現できたと感じています。いずれも結果が表れるまでに時間がかかりましたが、個人では達成できない大きな成果に繋がりました。これらの経験から私は上記の信念を持ち、貴社でも日々努力と信頼を積み重ね、相手を想う誠実な行動で、新たな価値創造を成し遂げたいです。
質問:あなたは三菱地所でどのような仕事をし、何を成し遂げたいですか。そのように考える理由も併せて教えてください。(300文字以上500文字以下)
回答
先端技術の推進とイノベーションを創出するビジネス拠点の開発を通して、「未来を見据えた新たな価値を生み出す」ことを成し遂げたいです。私は大学で携帯電話の位置情報データを活用した研究に取り組み、都市内の人口集積に関する規則性を新たに発見した経験から、先端技術と街づくりの融合は大きな可能性を秘めていると考えています。その点、新規事業に率先して挑戦する貴社の姿勢は非常に魅力的であり、常盤橋プロジェクトに代表される未来を展望した面的開発を進め、28万人のワーカーと4300以上の事業所が集積する世界有数のビジネスエリアをもつ貴社でこそ、他に類を見ない革新的な街づくりができると考えています。具体的には、街全体での実証実験に携わり、次世代のモビリティ社会を見据えたMaaSの普及や、データ取得で多種多様化する個々のニーズへ対応するモバイル決済の導入などにより、スマートシティを推進したいです。またイノベーションを生み出し国内および世界に発信すべく、ビジネス交流の場となるオフィス開発に関わりたいです。このようにエリア一体で街づくりを手掛ける利点を最大限に活かし、時代を先駆けた新たな価値創造を実現したいです。
各質問項目で注意した点:
結論ファースト。入社後どのような価値をもたらすことができるのかをESに盛り込むように意識した。また埋もれないように自身の問題解決の思考やプロセスを記述するようにした。
結果通知時期:2週間以内
結果通知方法:マイページ上