投稿者情報
ニックネーム:あ
神戸大学大学院/工学研究科/ 21年
選考企業情報
企業名(正式名称):株式会社島津製作所
職種:営業
インターン参加:短期インターン参加
最終選考結果:2次選考通過
インターンシップ体験談
インターン参加内容
インターンシップ名:営業体感インターンシップ
インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか
実験で使っていた機器が島津製作所製だった
どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。
インフラ・メーカーなど工学部生との親和性が高く、知識集約型である企業。また、その中でも学歴を活かしたいと思ったので大手の人気企業を受けるようにしていた。その他にも労働条件を調べて全社的にブラックな企業は避けるようにしていた。
このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
別の2社のインターンで営業体感インターンシップを体験していたので、その時の振り返り、反省を前日に行った。また、時間がないことは重々承知なのでBetter than perfectの精神でアクションをとにかく増やそうとした。
インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。
社員の方への質問タイムがあるので、質問を前日に考えておけばよかった。
実施日程:12月中旬
実施場所:京都本社
インターンの形式:グループワーク
インターン期間:2日
参加社員数:10~15人
参加学生数:30人ほど
参加学生の属性:OfferBox経由で参加者が集められた。全員理系
交通費補助の有無:片道分だけ支給
インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容:
1班5人の営業チームとして、島津の分析計測機器を売り上げるゲーム。自動車メーカーや大学教授役の社員の方を営業で口説き落とし、島津の高価だが高性能の機器を買ってもらう。難しいキャラ設定の登場人物が多く、知識が足りなければ突っぱねられてしまう。
ワークの具体的な手順:
行動カードとヒントの資料が配られる。それをもとに1ターム毎に社員へ営業にいく。正しいシナリオに進むことが出来れば次のカードが配られる。それを続けて、契約成立に近づけていく。
インターンの感想・注意した点:
提案営業は仕事としてかなり難しいものだと思った。なぜなら技術系のスペシャリストのような人に事務系として対等に立てるくらいのトークが出来ないと契約成立には至らないからだ。そして直接技術者のところに赴く営業は理系しか採用されないと聞いた。理系が重宝されている会社だと思った。
懇親会の有無と選考への影響:ない。
インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。
全くアナウンスはないが本選考エントリー後に一次面接がスキップされていることに気づいた。
インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください)
営業体感ワークを通してなら喋ることが出来るが、ワーク終了後だと休憩中の20分程度しか直接喋る時間が用意されていない。社員座談会と称されるイベントはないため、自ら休憩時間に赴くことでしか話はきけないだろう。質問を考えておくべし。
インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ:お堅い
インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ:お堅かった
本選考エントリーシート
エントリーシート提出期日:3/9
提出方法:マイページ上
質問:「大学・大学院での学業」について教えてください。
回答
私の研究テーマは「粉砕によるアモルファスシリカの物性及び構造の変化」です。ガラス材料を粉砕により作成し、従来の方法で作成したものと構造を比較する研究です。この研究に用いられるメカノケミカル反応は、機械的なエネルギーを材料に加えて化学構造に変化をもたらす化学反応です。化学種同士の相互作用によって起こる一般の化学反応とは一線を画しており、反応機構に関する基礎研究は世界的に不足しています。粉砕の最大の利点は従来法と違って「高温、氷点下条件を再現する装置」を必要としないため、簡易でコストが安く、環境親和性が高いといった特性があります。構造をより深く解明し使い方を確立し、「ジェネリック」のような代替素材として世の中に広めたいです。また、ランダムネットワークと呼ばれる規則性のない構造を持つシリカに対して、粉砕の構造破壊の過程について機器分析の観点からアプローチし、解明されていない知見を取得したいです。
質問:研究や実験等で使用したことのある装置・機器があれば、ご記入ください。 全角40文字以内※当社製品に限りません
回答
GC、HPLC、FT-IR、XRD、TG-DTA、MALDI-TOF-MS
質問:「大学時代、最も力を入れたこと」について。まずは一言で教えてください。 ※40文字以内
回答
大学3年生の時に、合唱部のテノールパート内でサブリーダーの立場から練習メニューをアレンジし、団結力強化に貢献したこと。
質問:さらに詳しく教えてください。
回答
1年生の時、練習中に先輩5人に「周りと声が合っていない」ことを指摘されたことがきっかけです。合唱に必要な「皆で一つの歌を作り上げる」意識が自分に足りない事に気づきました。その日から合唱について研究し続け、合唱に要求される姿を「心技体」でまとめました。心:「声を一つにする意識」。技:「強靭でしなやかな声」。体:「歌唱に耐えられる身体づくり」。そして指導できる力量がついてきた3年生の時に、パートリーダーと協力し「集団の発声練習」の比率を上げたプログラムを実行し、「心技体」を強化しました。団結力を高めるため、練習中は絶えず後輩にはほめて伸ばすスタイルを貫きました。この練習を4か月継続し、万全の状態で発表会に臨みました。本番が終わった後、会場は大盛況。技術指導の先生方全員に「歴代最強のテノール」と講評を頂きました。
質問:あなたがこれまで学んできたことやスキルを入社後どのように活かしたいと考えているか教えてください。
回答
他者の特徴を詳細に把握する「観察力」で顧客に寄り添い最適な提案をしていきたいです。私は塾講師として、受験生の指導を行いました。試験の5ヶ月前、彼女は第一志望の合格ラインに250点分足りない危機的状況にありました。彼女の取り組み方と成績を分析し「真面目で熱心な性格」にも関わらず点数が伸び悩んでいる事から、定着率の悪い勉強方法が課題であると考えました。そこで①覚えた内容をその日のうちに何度も復習する。②積み重ねが重要な数学、英語の基礎を固める。この2点を提案しました。さらに、対面時は間違えた問題に対して考え方を教え、生徒が家に帰っても答案を再現できるようサポートしました。このような取り組みの結果、彼女は本番2ヶ月前の模試で合格ラインまで50点という結果を残し、無事志望校に合格する事が出来ました。この経験を生かし、貴社の一員として、顧客に寄り添ったコミュニケーションを徹底致します。
本選考体験談
WEBテスト/筆記試験
テスト方法:筆記試験
実施時期:3月下旬
実施場所:専用試験会場
試験時間:35分
形式:テストセンター
試験科目:言語非言語性格
各科目の問題数と制限時間:言語非言語(35分:出来によって問題数は変わる)
対策方法:昔受験して偏差値70超えのフィードバックを頂いた結果を出した
結果通知時期:1週間以内
結果通知方法:マイページ上
二次面接
面接名:二次面接(一次面接免除のため)
実施時期:3月下旬
面接時間:30分
面接会場:企業オフィス(本社)
面接官の人数:1人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):営業のベテラン
学生の人数:1人
会場到着から選考終了までの流れ:
到着 控室に案内 時間になったら呼ばれる 面接の応接室に入って開始
質問内容:
学生時代頑張ったことを教えてください。塾講師のアルバイトについて。なぜ島津製作所に興味を持ったか。分析計測事業、医療機器、航空機などいろいろな部署があるがどこで一番働きたいか。研究内容について どんな機器を普段使っているか。
雰囲気:和やかで楽しい
注意した点・感想:
営業らしくさわやかで好奇心旺盛な性格を前面に出した。相手から出る言葉に興味を持ち、未来へのビジョンや、今までの経験を話すときは自負があるような雰囲気を出すようにした。それを心掛けた結果話が弾み、すごく盛り上がった。
結果通知時期:2週間以内
結果通知方法:電話
最終面接
面接名:最終面接
実施時期:4月中旬
面接時間:30分
面接会場:WEB
面接官の人数:2人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):営業のベテランと人事
学生の人数:1人
会場到着から選考終了までの流れ:ログインして開始
質問内容:
理系だけどなぜ営業職を応募しようと思いましたか?業界を色々見てるらしいですが特に島津製作所という理由は?島津の営業ってどういう者だと思ってますか?塾講師として、生徒が不合格だったりあまり成績が伸びなくて不満という声はありませんでしたか?
雰囲気:
わざとそうしているのかなと思うくらい意地悪な返しをされ続けた。疑いをかけられることもあった。和やかではあった。
注意した点・感想:
非常にやりづらい面接だった。WEBでタイムラグが発生する上に、ネガティブな反応が続く面接だった。今までポジティブに反応してくださる企業が多かっただけに詰められることは全く予想していなかった。詰められる練習もしておくべきだと思った。
結果通知時期:2週間以内
結果通知方法:マイページ