【必見】学生と企業の相性は大切 | 良い関係性を築くポイントと相性がわかりやすい採用方法も紹介

学生の企業の良い関係性を築くポイントを解説

「学生と企業の相性って大切なの?」「自社と相性の良い学生をなかなか採用できない」

そのように考えている採用担当者は多くいます。この記事では「学生と企業の相性」について解説します。

学生と企業の相性が良いと、ミスマッチをなくし内定辞退や早期退職を防ぐことが可能です。採用活動の際に知っておきたい「良い相性を築くポイント」や「相性がわかりやすい採用方法」まで紹介しています。

ぜひ理系採用に役立ててください。

学生と企業の相性は大切

学生と企業の相性について解説

採用活動において学生と企業の相性は、以下の理由から重要な要素です。

  • 内定辞退や早期退職を防げる
  • 採用コストの低下に期待できる
  • 入社してからのモチベーションを維持しやすい

内定辞退や早期退職を防げる

学生と企業の相性が良いと、以下の要因を取り除けます。

  • ミスマッチ
  • 不信感

内定辞退や早期退職に繋がるものばかりです。

学生が自社の事業に興味を持っていないと、いくら能力が高くとも長期的な貢献は望めません。

それよりも、対象能力が劣っていたとしても、自社の事業に前向きな学生の方が期待できます。能力は後でいくらでもカバーできるためです。

長期的に自社に貢献してくれる学生を採用するなら、相性は重要なポイントと言えます。

採用コストの低下に期待できる

学生と企業の相性は、採用コストの低下にも大きな意味を持ちます。特に以下が多発している企業にとっては、大きなメリットです。

  • 早期退職
  • 内定辞退

これらが起こると新たな人材の補充などで、結果的にコストがかかってしまいます。採用にそれほどコストをかけられない企業にとっては、大きな損失です。

入社してからのモチベーションを維持しやすい

興味のない企業で働いていても、モチベーションは上がりません。最初は満足していても徐々にモチベーションが下がり、早期退職に繋がる可能性があります。

学生と企業の相性が良いと、入社してからのモチベーション維持の効果に期待できます。自分から率先して動き、自社に貢献する人材になってくれるでしょう。

学生と企業との相性を重視して採用に成功した事例2選

学生と企業の相性を重視して採用を成功させた事例を紹介

学生との相性を重視した採用方法で、採用に成功した企業が多くあります。ここからは、相性に注目した事例を2つ紹介します。ぜひ参考にしてください。

オーエスジー株式会社

オーエスジー株式会社は、タップやドリルなどの切削工具を製造販売する企業です。自動車産業をはじめ、様々な業界のもの作りを支えています。

そんなオーエスジー株式会社が抱えていたのは、地元以外の理系高学歴学生の採用でした。県外の学生への知名度が低く、苦戦していたのです。

そこでダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』を導入。自社が欲しい理系の人材に直接アプローチを開始します。

導入によって応募者が一気に増え、これまで出会えなかった県外の学生とも多く出会えるように。内定辞退となっても、同じ研究室の友人や後輩を紹介してくれるといったプラスの効果まで得られました。

学生と企業が良い関係を作れた事例です。

参考記事:「利用開始1年で高学歴学生の内定多数!地元以外の学生からも多数の応募を獲得

フクシマガリレイ株式会社

フクシマガリレイ株式会社は、業務用冷凍冷蔵庫や冷凍・冷蔵ショーケースを中心に取り扱うフード機器の専門メーカーです。飲食店の設計や工場の施工にも携わっています。

そんなフクシマガリレイ株式会社が抱えていたのは、就活早期化による母集団形成の難航と内定辞退率の上昇です。コロナ禍になってから顕著になり、課題解決が急務でした。

そこでダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』を導入。自社が求める理系人材に直接アプローチを開始します。

自社がターゲットとしているキーワードに関心のある学生とやり取りできたため、マッチ度の高い学生とばかり出会えるようになりました。結果、自社と相性の良い学生の採用に成功しています。

参考記事:「就活の変化を痛感!競争率の高い“理系人材”にミスマッチのないオファーを実現

学生と企業が良い相性を築くために意識しておきたいポイント

学生と企業が良い関係を築くポイントを解説

学生と企業が良い相性を築くには、意識しておきたいポイントがあります。特に以下の5つは重要です。

  • 企業と個人の相性の5軸を知っておく
  • 企業選びの軸は変化する
  • 自社の良いところ以外も伝える
  • カジュアル面談を実施する
  • 採用基準を明確化する

企業と個人の相性の5軸を知っておく

企業と個人の相性を計るには、リクルートの転職エージェントが20年ほど前に提唱した「企業と個人の相性の5軸」を知っておきましょう。

  1. 周囲との関係:競争 ←→ 協調
  2. 指向の方向性:革新 ←→ 伝統
  3. 判断の機軸:情緒 ←→ 理性
  4. 評価の重点:行動 ←→ 思考
  5. 仕事への姿勢:スピード ←→ 緻密さ

これらがお互いに合っていないと、相性面で悪い状態です。個人の場合は判断しやすいのですが、企業の場合は評価が難しくなります。自社以外の業界を知らなかったり、部署や職務によって風土が異なったりすることが影響しています。

取引先などの第三者にヒアリングするなどをして、自社の軸を見える化しましょう。学生との相性を計る上で、重要な指標になります。

企業選びの軸は変化する

学生は就活初期から後期まで、一貫して同じ軸で企業を選んでいるわけではありません。株式会社テックオーシャンが実施したアンケートによると、初期と後期では重視するポイントが以下のように異なります。

≪就活初期≫

  1. 給料、待遇
  2. 福利厚生
  3. 勤務地

≪就活後期≫

  • 社風、雰囲気が合うか
  • 給料、待遇
  • 仕事のやりがい

こうした変化を見誤ると、内定の際に学生とミスマッチが起こります。学生が何を軸にしているかは、企業と学生の相性を計る重要なポイントです。面談などでヒアリングし、すり合わせていきましょう。

自社の良い部分以外も伝える

説明会や面談の際に、自社の良い部分だけでなく悪い部分も伝えることが大切です。良い部分ばかりだと、学生は大きな期待を持って入社します。結果、期待と現実とのギャップで早期退職に繋がります。

学生に来てほしいあまり、つい魅力的な部分だけを発信してしまいがちです。ですが、それでは本当に相性の良い学生を採用できません。

自社の良くない部分も含めて相性が良いかが大切です。良くないと感じている部分も必ず伝えましょう。

カジュアル面談を実施する

企業と学生がお互いを知る場所として、カジュアル面談も検討しましょう。面接ではないため、相性を知る機会として最適です。近年は多くの企業が実施しています。

学生にとって、実際に働いている人と気軽に話して情報を収集できる貴重な機会です。企業としても学生の人となりがわかります。学生との関係性作りにも有用なので、積極的に活用しましょう。

なお、カジュアル面談については以下の記事で詳しく解説しています。

採用基準を明確化する

自社の採用基準を明確化することも大切です。ターゲットとなる人材を絞ると、相性の良い学生と出会いやすくなります。能力だけでなく、価値観や人間性の面でも良いマッチングに期待できるでしょう。自社と相性の良い学生を採用するには必須です。

採用基準を決めておくと、ダイレクトリクルーティングなどナビサイト以外の採用方法を活用する際にも流用できます。

詳しい内容は以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ確認してください。

学生と企業の相性がわかりやすい採用方法

学生と企業の相性がわかりやすい採用手法を解説

学生との相性の良し悪しを把握するなら、おすすめの方法があります。以下の4つを駆使しましょう。

  • 適性テスト 
  • 長期インターンシップ
  • SNS
  • ダイレクトリクルーティング

適性テスト

採用の際に多くの企業が取り入れている適性テストは、相性を知る場合にも活用できます。

学生の様々な面を数値化できることに加え、性格や適性など複数の項目での判断が可能です。

自社に相性の良い人材を見出すには、ピッタリの方法と言えます。

長期インターンシップ

長期インターンシップもおすすめです。学生と長期にわたって一緒に働くため、相性の判断をしやすくなります。更には以下のメリットもあります。

  • 意欲的で質の高い学生と出会える
  • 入社後のミスマッチを防げる
  • 社内に新しい刺激を与えてくれる
  • 社員の能力向上に期待できる

これらを加味すると、実施する意義は大きいと言えます。一方で、長期的なインターンシップだからこそのデメリットもあるので、デメリットまで考慮するようにしましょう。

長期インターンシップについては以下の記事で詳しく解説しています。

SNS

SNSも企業と学生の相性がわかりやすい採用方法の1つです。特にXを活用しましょう。

今や就活生の75.2%がSNSを利用して情報を集めています。中でも以下の情報を発信すれば、ミスマッチ防止に効果的です。

  • 1日の仕事の流れ
  • 社員の雰囲気
  • 仕事内容

企業と学生の相性に関する情報を発信するよう心がけましょう。自然と相性の良い人材が集まります。

SNSの活用方法については以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングもおすすめの採用方法です。自社と親和性の高い学生と直接やり取りできるため、相性の良し悪しを判断できます。カジュアル面談を実施すれば、関係性の構築も可能です。

一方で、採用担当者にかかる負担は大きくなります。機能の一部を自動化しているなど、負担軽減のシステムがあるサービスを利用すると良いでしょう。

学生と企業の相性を考える採用をするならダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』

学生と企業の相性は重要です。相性が良いことで内定辞退や早期退職を防いだり、採用コストを下げられたりといったメリットがあります。カジュアル面談や適性テストなどを通じて、相手の資質を見抜いていきましょう。

自社と相性の良い理系学生を採用するならダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』がおすすめです。自社が欲しい人材と直接やり取りをして関係性を構築するため、相性の良し悪しを判断しやすくなります。ぜひ1度お気軽にご相談ください。