【新卒採用向け】ダイレクトリクルーティング比較 | 成功のポイントと事例も徹底解説

ダイレクトリクルーティングを事例を交えて徹底解説

「自社に欲しい人材を採用するためにダイレクトリクルーティングを活用したい」「どのダイレクトリクルーティングが良いのかわからない」

そのように考えている採用担当の方は多くいます。従来の採用方法以外の手段としてダイレクトリクルーティングが注目を集めている昨今、自社に合ったサービスとして選ぶのは採用活動において重要です。

ダイレクトリクルーティングは自社が望む人材に強いサービスを選ばなければなりません。
本記事では新卒採用をダイレクトリクルーティングできるサービスを比較・解説しています。ダイレクトリクルーティングで採用に成功した企業の事例を掲載していますので、採用で悩んでいる方の参考になるでしょう。

ダイレクトリクルーティングツール徹底比較

ダイレクトリクルーティングツールを徹底比較

ダイレクトリクルーティングは様々な企業からサービスが提供されています。非常に多いため迷ってしまいますが、本記事で紹介するのは以下の5つです。

サービス名強み
TECH OFFER理系学生に効率良くアプローチできる
OfferBoxAIアシスタントなど使いやすい機能が多い
キミスカ戦略に合わせてスカウトを選べる
dodaキャンパス国内最大の学生データベースから直接スカウトできる
JOBRASS新卒学生の属性を細かく絞り込める
iroots学生プロフィールが細かく設定されている
キャリアチケットスカウト価値観によるマッチングで知名度に縛られない

それぞれ独自の強みがあるのがわかります。どんなサービスなのかもう少し詳しく見てみましょう。

TECH OFFER

TECH OFFER』は自社にマッチする理系学生を効率良く採用できるダイレクトリクルーティングのツールです。
企業がターゲットとする学生の設定を細かく設定でき、それを元に自動でオファーを送信してくれる機能があります。オファー開封率も高く80%以上です。

また4万件以上の研究室DBに加え、100万件の技術キーワードを使って効率良く学生を採用できるのも魅力となっています。
これからの時代に必要な理系学生を採用するならオススメのダイレクトリクルーティングサービスです。

OfferBox

OfferBox』は就活生の3人に1人が利用している、学生利用率No.1のダイレクトリクルーティングサービスです。大学生協との業務提携により、多くの学生に周知することに成功しています。

企業規模や業種などを設定することで学生のオファー承諾率を予測してくれる活動シミュレーション機能によって、新卒採用が初めての方でも使いやすいのが特徴です。

また、学生の志望条件や企業のオファー送信傾向などを照合し、マッチング率が高そうな学生を上位表示してくれるAIアシスタントも搭載しています。

キミスカ

キミスカ』は登録学生が10万人を超えているダイレクトリクルーティングサービスです。企業からのスカウトの開封率も70〜80%と高いのが特徴で、国公立GMARCH以上の学生が5割以上登録しています。

注目したいのがスカウト機能で、企業から3段階に分けたスカウトメールを送れます。

  • ゴールドスカウト
  • シルバースカウト
  • ノーマルスカウト

どのスカウトを送ったかで学生に企業の温度感を伝えられます。更に、学生は数万人の社会人データをベースにした適性検査を受験できるため、その結果から求める人材を検索することも可能です。

他にもスカウト返信や返信作業代行サービスまであるため、使いやすいサービスとなっています。

dodaキャンパス

doda キャンパス』は、株式会社ベネッセi-キャリアが運営するスカウト型新卒採用サービスです。

国内最大規模の87万人が登録しており、ベネッセグループならではの学生データベースに対し直接アプローチできるのが特徴で1〜2年生に無料アプローチも可能です。

単なるデータベースのご提供だけでなく、学生へのキャリア教育コンテンツによる育成施策の充実度が、データベースにおける大きな特徴でもあります。予算にあわせて定額制(年間)・成功報酬制を選択でき、サポートも充実しています。

JOBRASS新卒

JOBRASS新卒』は数種類のオファーを選択できるダイレクトリクルーティングサービスです。ニーズに合わせたオファープランを使えるため、自社に合った方法を取れるのが魅力となっています。

  • スペシャルオファー
  • マッチングオファー
  • インターンオファー
  • 新卒採用オファー

インターンまでオファーできるので、自社を学生に知ってもらう場合に使いたい企業も多いでしょう。その甲斐もあってか、利用している企業の多くが中小企業となっています。

学生の条件も細かく絞り込め、体育会系所属など細かく指定したい方にオススメです。

iroots

iroots』は採用サイトで有名なエン・ジャパンが運営しているダイレクトリクルーティングサービスです。独自に設定している審査を通過した企業のみ利用できるため、誰でも使えるわけではありません。

しかし学生から見れば審査を通過した優良企業が多いとなるため、アクティブユーザーが非常に多いのが特徴です。
学生もプロフィールを鼓膜設定できることから、ダイレクトリクルーティングを活用するのなら利用したいサービスと言えます。

キャリアチケットスカウト

キャリアチケットスカウト』は、登録する学生が選んだ5つの価値観を元に、価値観でマッチングできるダイレクトリクルーティングサービスです。条件ではなく価値観でマッチングするため、スカウト承諾率平均が平均20%と高いのが特徴です。

導入から運用までを専属のカスタマーサクセスがサポートしており、企業ページの作成、オファー文書の添削、定期お打ち合わせ、レポートの共有など企業ごとのサポートが充実しているため、知名度に左右されずしっかりと学生へアプローチすることができます。自社に合う学生に効率よくピンポイントで出会いたい企業にお勧めです。

ダイレクトリクルーティングで採用に成功した事例2選

ダイレクトリクルーティングで成功した事例を解説

ダイレクトリクルーティングを活用して採用に成功した企業を紹介します。実際に活用した事例なので、ぜひ参考にしてみてください。

  • ヤマハ株式会社
  • レーザーテック株式会社

それぞれどのようにダイレクトリクルーティングを活用したのか、具体的に見ていきましょう。

ヤマハ株式会社

ヤマハ株式会社は、誰もが一度は耳にしたことがある音楽の関連事業を手がける企業です。そのヤマハ株式会社が課題としていたのは、自身のブランド。ブランドイメージが先行するあまり、想起されにくい職種の採用に苦戦していました。

採用時にはマス向けとピンポイント向けの両側面からアプローチしていたものの、ピンポイントの方が自社とマッチする人材を採用できないことが続いていたのです。特にBtoB事業が顕著であり、採用にかける工数に対して成果のバランスが全く取れない状況でした。

そこで活用したのが『TECH OFFER』です。人材の採用強化と工数削減を目標として、研究室のデータベースとそれに紐付いた技術キーワードから学生を特定しオファーを送りました。自動オファーも駆使したところリソース削減にも成功し、結果として限られたリソース内でマッチする学生に出会うことに成功しました。

参考記事:思わぬ人材にであうことができた。そして、とにかく楽!

レーザーテック株式会社

レーザーテック株式会社は、学生1人1人の志向性やキャリア館と向き合うコミュニケーションが課題でした。その理由は、採用を1人で行っていた点。採用に大きな時間がかかっていたのです。新卒採用は今後の会社を背負える人材を見極める大切な場所。より質の高い学生と出会うために、環境の改善が急務でした。

そんな時に活用したのが『TECH OFFER』のダイレクトリクルーティングです。利用後は採用が劇的に改善し、出会えた学生のほとんどが自分から会社のことを調べてくれた上にオファーも承諾してくれました。能動的に調べて承諾してくれているため前向きな学生が多く、内定率辞退の低下という副次的な効果を得ることにも成功しています。

参考資料:自社への志望度が高く、かつターゲット層の学生とのマッチングを実現

ダイレクトリクルーティングを活用するポイント5選

ダイレクトリクルーティングを成功させるポイントを解説

ダイレクトリクルーティングはただ利用するのではなく、ポイントを押さえることで最大の効果を発揮します。特に以下の5つのポイントは重要です。

  • 採用課題を明確にする
  • 専任の担当者を決める
  • 全社員に協力してもるあ
  • 母集団形成はざっくりと
  • 採用成功にはノウハウが必要

それぞれ具体的に解説します。

採用課題を明確にする

ダイレクトリクルーティングを活用するにあたって、まず自社が抱えている課題に対してベストな解決方法なのかを検討しなければなりません。そのためにも採用課題を深掘りして明確にしましょう。

例えば求人サイトからでは自社が求める人材が来ないといった場合、ダイレクトリクルーティングと親和性があると考えてください。いわば、母集団が充分に形成されている状態です。

逆に母集団の質が担保されているのなら、ダイレクトリクルーティングを活用する意味はほとんどありません。このように自社が抱える課題の解決策としてダイレクトリクルーティングが相応しいのかどうかを、まず見極めましょう。

専任の担当者を決める

ダイレクトリクルーティングは、求人サイトに掲載する従来の採用方法よりも人的負担が大きいのが特徴です。そのため専任の担当者を決めることをオススメします。なぜなら採用までに時間がかかることに加え、様々な業務が担当者へとのしかかってくるからです。

  • スカウトメールを送る対象の選定
  • メールの文面の作成
  • 面談
  • 面接
  • フォロー

以上のようにやるべきことが多岐に渡ります。採用工程を長い目で見なければならないこともあるため、専任を決めておくとブレなく採用できるでしょう。

全社員に協力してもらう

ダイレクトリクルーティングは企業から学生へ直接アプローチを送るタイプの採用方法のため、自社に興味を持っていない学生の興味を惹きつける必要があります。そのためには、自社で活躍している人材や経営陣の協力が不可欠です。

自社を魅力的に感じてもらうためには、様々な施策を取ることもあるでしょう。自社の魅力や働きがいのアピールなど、員に活躍してもらう場所は多くあります。

全社員が協力できる体制作りも並行して進めておくことが重要です。

母集団形成はざっくりと

ダイレクトリクルーティングに登録している学生の中には、プロフィールを詳細設定していない人も多くいます。とりあえず登録してみた学生です。そのため、企業側で求める人材のプロフィールを細かく設定すると、認識の齟齬が起こってしまう可能性があります。

あまりプロフィールを設定していない学生だったとしても、いざ会ってみると期待以上の人材だったなんてこともあり得るでしょう。

これらのことから、条件をあまり細かく設定しないようにしましょう。人材の取りこぼしが減ります。

採用成功にはノウハウが必要

ダイレクトリクルーティングはすぐに成果が出る採用方法ではありません。長期的なスパンで見る必要があります。そのため成功させるにはノウハウの蓄積が重要です。

例えばメール1つであっても、どんな対象にどんなメールを送って返信率がどれくらいだったかなど、細かくデータを集めることによって成功率が高くなります。

地道に採用活動を続け、自社なりの方法を確立できるまでは時間がかかる採用方法だと認識しておいた方が良いでしょう。

ダイレクトリクルーティングを選ぶポイント

ダイレクトリクルーティングを選ぶポイントを解説

ダイレクトリクルーティングは先述したように様々な企業からサービスが展開されています。実際利用しようと考えて、どんなサービスを選んでいいのか困る方も多いでしょう。

選ぶポイントとしては、以下の3つを意識してみてください。

  • ユーザー属性は合っているか
  • 返信率・面談率は高いか
  • かかる費用を計算しておく

これらを元に考えればOKです。どのようなポイントか具体的に解説します。

ユーザー属性は合っているか

ダイレクトリクルーティングはサービスによって登録している学生の属性が違います。自社が求めている属性の学生が多く利用しているサービスを選びましょう。

  • 出身校
  • 総合ジャンル
  • 理系
  • マスメディア

以上のようにサービスごとに属性の違いがあります。利用者層の幅も変わるので、非常に大きい要素です。

スムーズな採用のためにも、自社が求める人材とマッチしてるかは必ず確認しましょう。

返信率・面談率は高いか

オファーを送った後の返信率も重要です。基本的に就職を潜在的に考えている層が多いサービスは、返信率が低い傾向にあります。

また返信率と同じく見ておきたいのが面談率です。面談は採用の次のステップへと繋がる機会であり、就職したいと考えている人が多く受けます。そのため面談率が低いと、登録しているだけのユーザーが多いと判断できます。

企業認知度によっても左右されますが、指針として意識したいポイントです。

かかる費用を計算しておく

ダイレクトリクルーティングの利用には当然ですが費用がかかります。サービスでかかる費用は大きく2種類にわけられ、以下のように違います。

定額型年間60~150万円
成功報酬型1人あたり30~40万円

このようにどちらを利用するかによって費用が変わります。自社の採用要件や採用人数に合わせて、どのプランを利用した方が良いのか適切に判断しましょう。

新卒採用向けダイレクトリクルーティングについてよくある質問

どのダイレクトリクルーティング導入するか迷ったらどうすればいい?

ダイレクトリクルーティングの会社に問い合わせをしてみましょう。ダイレクトリクルーティングを成功させるためには担当者の熱意・スキルも重要です。実際に問い合わせしてみて、各社の担当者と話をしてみましょう。

ダイレクトリクルーティングを成功させるコツは?

担当者と話し合いながら、ダイレクトリクルーティングの活用方法を模索することです。ダイレクトリクルーティングには様々な機能があるので、うまく活用することが重要です。

ダイレクトリクルーティングなら『TECH OFFER』

ダイレクトリクルーティングは様々な企業からサービスが展開されています。それぞれ強みとする部分があるので、自社に合ったサービスを選ぶことが重要です。

また活用するポイントとして、自社が抱える採用課題を明確にすることも忘れてはいけません。そうすることでダイレクトリクルーティングをより使いこなすことができます。学生1人1人に向き合うため、全社員一丸となって採用に力を入れましょう。

『TECH OFFER』では、ダイレクトリクルーティングを効率的に行えるよう自動オファー機能を搭載しています。自社が本当に欲しい人材へ手間と時間をかけずにオファーが可能です。開封率も80%以上と高く学生と面談できる機会も多く作れるため、ぜひ一度お気軽にご相談ください。