【必見】インターンシップ後の学生フォローのおすすめ3選 | 手順と注意点も解説

インターンシップ後の学生フォローについて解説

「インターンシップ後の学生フォローって必要?」「インターンシップ後をどうフォローしていいのかわからない」

そのように考えている採用担当者は多くいます。この記事ではインターンシップ後の学生フォローを解説します。

インターンシップ後の学生フォローは、志望度を維持・向上させるために必要です。学生フォローで重要な「フォローの方法」や「フォローの手順」「注意点」も紹介しています。

インターンシップ後の学生フォローが大切な理由

インターンシップ後の学生フォローが大切な理由を解説

インターンシップはただ実施するだけでは効果が期待できません。多くの企業が実施する中、自社を選んでもらうためにはプラスαが必要です。学生フォローをすることで、以下の効果が期待できます。

  • 学生の気持ちを繋ぎ止められる
  • インターンシップだけでは母集団形成をしにくい

学生の気持ちを繋ぎ止められる

学生は複数のインターンシップに参加しています。様々な企業を見る内に自社への志望度が下がるのは日常茶飯事です。インターンシップ後に学生フォローをすることで、気持ちを繋ぎ止める効果が期待できます。

特に夏期インターンシップの場合、実施から就職活動開始まで半年ほど期間が空きます。時間の経過と共に下がっていく学生の熱意を、フォローによって維持させるのです。

選考を受けるルートに乗ってもらうためには、いかに気持ちを繋ぎ止められるかが重要となってきます。学生フォローは、インターンシップから選考フローへと導く大切な要素です。

インターンシップだけでは母集団形成をしにくい

インターンシップは、単に実施しただけでは母集団の形成ができません。付加価値がなければ、学生は本選考へエントリーしてくれないでしょう。

インターンシップに参加している学生は、どの企業が自分にとってのベストなのかを常に考えています。不安や焦りがある中で、企業から何のフォローもないと選択肢として消えていってしまうのです。

そのため、企業側から定期的に情報を発信し、フォローしていかなければいけません。インターンシップで母集団形成をするのなら、その後のフォローも大切です。

インターンシップ後の学生フォローで採用に成功した事例2選

インターンシップ後の学生フォローで成功した事例を解説

多くの企業がインターンシップを実施する中、魅力的な学生フォローをして成功した事例があります。ここからは、参考になる事例を2つ紹介します。

日本モレックス合同会社

日本モレックス合同会社は、接続用の電子部品であるコネクターを製造・販売する企業です。

そんな日本モレックス合同会社が課題としていたのは、学生からの知名度でした。BtoB企業かつ外資系企業であるため学生からの認知度が低く、接点をなかなか持てなかったのです。

そこでダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』を導入。自社が求める人材に直接アプローチを開始します。

オファー機能を使ってイベントやインターンシップへの参加を打診し、参加してくれた学生には書類選考を免除する特典をつけました。チャット機能を使い学生とコミュニケーションを取り、お互いの認識を詰めることにも成功しています。結果、自社が求める人材を採用できました。

参考記事:検索機能の活用により、自社へのマッチ度が高い学生へのアプローチに成功!

オーエスジー株式会社

オーエスジー株式会社は、タップやドリルといった切削工具を製造販売している企業です。自動車業界をはじめ、幅広い業界の物作りを支えています。

そんなオーエスジー株式会社が抱えていたのは、地元以外の理系高学歴学生の獲得でした。地元である愛知県では知名度が高いものの、県外では知名度の関係でなかなか興味を持ってもらえなかったのです。

そこでダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』を導入。自社が求める人材に直接アプローチを開始します。

導入後はオファーを出した学生にインターンシップや選考を打診し、多くの学生に参加してもらえるようになりました。参加してくれた学生から採用選考を行った結果、採用に成功しています。

参考記事:利用開始1年で高学歴学生の内定多数!地元以外の学生からも多数の応募を獲得

インターンシップ後に学生フォローをする方法

インターンシップ後に学生フォローをする方法を解説

インターンシップ後に学生のフォローをする際、よく利用されている方法があります。ここからは、おすすめの方法を3つ紹介します。ぜひアレンジして活用してください。

  • オンライン
  • SNS
  • 選考優待

オンライン

近年はオンラインを使ったフォローが盛んです。スマホさえあれば誰でも簡単に情報を取得できるため、多くの企業が活用しています。以下の方法があります。

  • 動画
  • ブログ
  • メルマガ
  • オンライン社員座談会

オンラインならではの方法でフォローすると良いでしょう。LIVE配信ならオンラインイベントの開催もできます。

社員座談会とセットで企画すれば、参加した学生の志望度を維持しやすい効果があります。他にもブログやメルマガを使って自社の情報を適切に発信していくと良いでしょう。

SNS

今や多くの学生がSNSを活用しています。インターンシップで伝えられなかった内容は、SNSでフォローする方法もおすすめです。

アカウントをフォローするだけで学生が情報を受け取れるようになるため、負担がかかりません。以下のSNSを活用していきましょう。

  • Twitter
  • LINE
  • Instagram

いきなりLINEを使うと学生に負担なので、メールでのやり取りが活発になった段階でLINEに移行する方法がおすすめです。上手く使うことで、選考優待などの案内もできます。

SNSは多くの学生が使っているツールなので、積極的にフォローに活用しましょう。

選考優待

インターンシップへの参加を魅力的にするために、選考優待をつけるのもフォローとしておすすめです。例えば以下のようなフォローが良くされています。

  • 選考プロセスを一部免除(説明会やESなど)
  • 適性検査のフィードバック
  • 自社セミナーや説明会を優先的に案内する
  • インターンシップ参加者のみの限定説明会

インターンシップに参加している学生の多くは、何かしらの特典を期待しています。選考優待は、あるだけで学生を引き付ける強力なフックになります。

自社が付与できる特典を準備し、インターンシップ後のフォローとして活用しましょう。

インターンシップ後の学生フォローの進め方

インターンシップ後の学生フォローの進め方を解説

インターンシップ後に学生フォローをする際、何の準備もせずに実施しては効果を得られません。最大限の効果を得るためには、以下の流れで進めることをおすすめします。

  1. 志望度を推察する
  2. メッセージの頻度を考える
  3. メッセージを送る
  4. 志望度を断定する

Step1.志望度を推察する

フォローをする前にまずは志望度を推察します。志望度によってフォローの方法が変わるためです

学生と早期に関係性を構築し、情報を集めていきます。最初のうちはメールでのやり取りとなるため、埋もれてしまう可能性がある点には注意しましょう。

Step2.メッセージの頻度を考える

志望度を推察できたら、次にメッセージ頻度を考えます。志望度はそれぞれ違うため、個人に合わせたフォローが求められます。

ただし全員に違うメッセージを送るのは現実的ではありません。ある程度グループ化すると良いでしょう。以下のように分けてみてください。

  • 返信が速く内容が具体的な学生
  • 返信は遅いが内容が具体的な学生
  • 返信は速いが内容に具体性のない学生
  • 返信の無い学生

レスポンスを基準に考えることで、グループ化しやすくなります。後は反応を見ながら頻度を調整してくと良いでしょう。

Step3.メッセージを送る

グループ化をしたら、次はメッセージを送ります。それぞれのグループに刺さりやすい内容にしましょう。

  • 志望度が高い学生:企業の内部情報
  • 志望度が低い情報:企業選びの参考にして欲しいと寄り添う姿勢を見せる

志望度が高い学生は、内部情報を知ることでより志望度を高めてくれます。特別感を演出するのです。

一方、志望度が低い学生に関しては、重くならないよう気軽な内容のメッセージを送ります。

Step4.志望度を断定する

メッセージのやり取りを通じて、学生の志望度を断定します。目安は1ヶ月です。その間に以下の変化がなければ、断定して良いでしょう。

  • 返信速度
  • 返信内容

志望度を断定できれば、後はコミュニケーションに注力するだけです。来社を促したりコンテンツ配信を伝えたりします。

学生フォローは入社まで続ける必要があるため、長い目でフォローしましょう。

インターンシップ後の学生フォローで注意すべき点

インターンシップ後の学生フォローで注意すべき点を解説

インターンシップ後に学生フォローをする際、注意しておきたいポイントがあります。特に以下の2つは、ついやってしまうので気をつけましょう。

  • フォローをしすぎない
  • 一律フォローをしない

フォローをしすぎない

優秀な学生が欲しいのは、どの企業も同じです。いち早く採用しようと躍起になっています。そんな中で気をつけたいのが、フォローのしすぎです。

企業としては学生に魅力を知って欲しい一心でやっていても、学生からするとプレッシャーになります。最悪の場合、企業にマイナスのイメージを抱かれてしまう可能性もあるでしょう

フォローは適切な頻度で行うことが大切です。

一律フォローをしない

学生は一人ひとり抱えている不安や悩みが異なります。インターンシップ後に参加者全員へ一律でフォローしないようにしましょう。一方的なメッセージが来たと判断される可能性があります

インターンシップは本選考へと繋がる大切なイベントです。だからこそ、一律でフォローせずに、学生一人ひとりに寄り添ったフォローを心がけましょう。

インターンシップ後の学生フォローならダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』

多くの企業がインターンシップを実施する中、参加した学生へのフォローが求められています。適切にフォローをし、学生の心を繋ぎ止めましょう。

フォローの方法は、オンライン・SNSなど様々なものがあります。学生ごとの志望度を推察し、適切な方法でフォローすることをおすすめします。

もしインターンシップ後の学生フォローで悩んでいるのなら、ダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』がおすすめです。自社が欲しい人材に直接アプローチできるため、インターンシップ後のフォローもしやすくなります。ぜひ1度お気軽にご相談ください。