新卒採用の手段とは?5つのアプローチを紹介

新卒採用をするための5つのアプローチを紹介

新卒採用が少し前までは順調に採用できていたのに、数年前から新卒採用が上手くいかなくなった企業も多いのではないでしょうか。

旧来の方法である学生からの応募を待つ以外に手段があれば、新卒採用がうまくいくようになると考えている方も多いかもしれません。

一方で、今の時代に合った新しい新卒採用の手段がわからないという方も多いでしょう。

昨今は新卒採用の手段にも、テクノロジーやサービスを使うのが一般的になっています。

新しいテクノロジーを使った新卒採用の方が、効率性や確実性の高い採用が実現できます。

本記事では新卒採用の手段として活用できる「TECH OFFER」と他の採用手段を解説します。

就職活動の状況が変化している 

就職活動の状況が変化

昨今の就職活動は以下のような状況になっています。

  • 企業説明会・合同説明会への参加率は減少
  • 就活の早期化が明白
  • 売り手市場の傾向が強い

少子高齢化の影響やテクノロジーの活用が目立っており、一昔前の就職活動とは様変わりしています。

様変わりした就職活動の状況について、詳しく解説していきます。

企業説明会・合同説明会への参加率は減少 

2018年に一般社団法人である日本経済団体連合会が調査したところによると、「およそ5割の企業が前年に比べ、企業説明会や合同説明会に参加する学生が減ったと回答」との調査結果が出ています。

日本経済団体連合会に参加する企業は約1,500社なので、およそ750社が説明会に参加する学生が減ったと感じていることになります。

日本経済団体連合会に参加している企業は、日本を代表する大手企業ばかりです。

大手企業の魅力が急激に下がったとは考えにくいので、学生側に変化があったと考えるのが自然でしょう。

例えば、学生側が説明会に参加せずとも、就職につながる方法を新たに見出しているなども考えられます。

かつての就職活動といえば、企業説明会や合同説明会への参加は必須条件でした。

企業説明会・合同説明会への参加率減少は大きな変化といえるでしょう。

参考:2018 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果

就活の早期化が明白 

求人情報サービスを運営する「Wantedly」が2021年11月に調査した結果が以下となります。

  • 23年卒の89%、24年卒の46%が既に就活を開始
  • 23年卒の82%、24年卒の42%が既に面接を経験済み
  • 23年卒・24年卒の13%が既に1社から内定を獲得済み

2021年11月の時点では23年卒の学生は3年生、24年卒の学生にいたっては2年生です。

3年生は最終学年になる前なので、面接の経験や内定があったとしても不思議ではありません。

3年生の傾向に関しては以前と変わらない傾向です。

一方で2年生の内に内定を貰っている学生がいるとは、驚きの事実です。

優秀な学生を早くから囲んでおきたいという企業側の意図があり、間違いなく就職活動が早期化しているといえるでしょう。

参考:22卒〜24卒の就職活動に関する調査結果を発表

売り手市場の傾向が強い 

2018年に一般社団法人である日本経済団体連合会が調査したところによると、「およそ6割の企業が前年に比べ、他社の内々定を保持したまま面接を受けにくる学生が増えたと回答」との調査結果が出ています。

長らく続く少子高齢化の影響もあり、学生優位の状況から内々定を獲得する学生が多くいることがわかります。

少子高齢化は現在のところ、解消する見込みはたっていないので今後しばらくは売り手市場となるでしょう。

売り手市場が続くということは、採用競争がそれだけ激しくなることを意味しています。

参考:2018 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果

新たな新卒採用の手段を活用した成功事例 

新たな採用手法で成功した事例

学生からの応募を受けて、書類選考や面接という旧来の選考方法も悪くはありません。

一方で新しい新卒採用の手段を活用して、新卒採用に成功している企業も存在しています。

  • フクシマガリレイ株式会社
  • 株式会社柊ソフト開発
  • 株式会社ZOZO

上記の3社はダイレクトリクルーティングやSNSを活用して、採用活動を成功させています。

どのように新しい採用手段を活用して、採用活動に成功させたのか実例を元に紹介していきます。

ダイレクトリクルーティングの活用で理系人材へのオファーを実現【フクシマガリレイ株式会社】 

フクシマガリレイ株式会社は業務冷凍冷蔵庫や冷凍・冷蔵ショーケースなど、フード機器専門メーカーとして食品業界を中心に支えています。

就活の早期化により、母集団がうまく形成できない点に課題を感じていました

フクシマガリレイ株式会社では学生側にアンケートを取り、学生が多く利用しているダイレクトリクルーティングに活路を見出しました。

学生側のアンケートから就活のスタイルが、従来の方法と変わってきていると実感したのが決め手です。

ダイレクトリクルーティングを採用した結果、目標としていた母集団の形成に成功しました。

特に理系学生へミスマッチのないオファーが実現できた点が大きな収穫になっています。

参考:就活の変化を痛感!競争率の高い“理系人材”にミスマッチのないオファーを実現

マッチ度の高い学生へのアプローチで優秀な理系学生を採用【株式会社柊ソフト開発】 

株式会社柊ソフト開発は創業以来、大手電機メーカーへソフトウェアを開発提供している企業になります。

従来の募集・採用方法では求める人材が中々集まらず、予定の採用人数が中々採用できない点が課題でした。

株式会社柊ソフト開発では従来の”待ち”の募集方法に加え、”攻め”の募集方法の導入を決定。

具体的な手法としてダイレクトリクルーティングサービスを活用して、自社にマッチする人材へオファーを出すことにしました。

攻めの募集方法を導入した結果、コンスタントに内定を出すまでに至りました

従来の募集方法ではアプローチできなかった人材へコンタクトが取れた点も、攻めの募集方法であればこそと評価されています。

参考:今までアプローチすることが出来なかった優秀な理系学生の採用に繋がり、効果を実感

SNSを活用した求人で幅広いアプローチを実現【株式会社ZOZO】 

株式会社ZOZOはファッション通販サイトやコーディネートアプリの運営をしている企業になります。

大規模なサービス拡張に向けて、エンジニア不足を課題としていました。

株式会社ZOZOでは会社や業務の実態を多くの人に知ってほしいと、SNSで質問会を開催しました。

匿名性の高いSNSを利用することで、多くの方とコミュニケーションを取ることが狙いとなっています。

SNSを活用した質問会は大盛況で終わり、在籍する社員や幹部クラスが多くのユーザーから質問を受けて、交流を図っていました。

質問をしたユーザー側も応募意識が高まるなど、コミュニケーションの結果は十分にでています。

採用:社長や社員が直接回答!ZOZO流、採用の“見える化” Twitterで突如「求人Q&A」開始

新たな新卒採用の手段を選ぶ3つのポイント 

新卒採用の手段を選ぶ3つのポイント

新しい新卒採用の手段を選ぶポイントは、以下の3つになります。

  • 採用ターゲットを明確にする
  • サービスの利用層が自社とマッチしているか
  • 費用対効果がマッチしているか

新卒採用のレベルを一段と上げる新しい採用手段の選定ポイントを詳しく解説していきます。

採用ターゲットを明確にする 

各々の採用手段には得意とするターゲット層と苦手とするターゲット層がいます。

例えば、SNSを活用した採用の場合、SNSを使う学生には効果がありますが、SNSを使わない学生には効果はありません。

各々の採用手段の効果を引き出すためにも、まずは採用するターゲット層を明確にした方がよいでしょう。

ターゲットを明確にする方法については、下記記事でも詳しく解説しています。こちらの記事も合わせてご覧ください。

サービスの利用層が自社とマッチしているか 

新卒採用を支援するためのサービスは数多くリリースされており、サービス毎に特徴があります。

例えば、ダイレクトリクルーティングサービスの中には、理系学生を専門とするサービスがあります。

サービスを利用する学生層が自社とマッチしているかを確認しましょう。

費用対効果がマッチしているか

サービスの利用には必ず費用がかかるため、費用対効果も見逃せない項目です。

せっかく良いサービスだと思っても、費用が高すぎてはコストパフォーマンスが良いとはいえません

また継続利用の観点でもおすすめはできません。

初回の利用料金はもちろん、継続利用する場合も踏まえて検討するとよいでしょう。

サービスによっては成功報酬型や固定料金型など、様々なプランを用意しています。

新卒採用に新しい5つの手段 

新卒採用に新しい5つの手段

近年登場した新しい新卒採用の手段は、以下の5つになります。

  • オウンドメディアの活用
  • リファラル採用
  • SNS
  • 採用ミートアップ
  • ダイレクトリクルーティング

各々の採用手段が持つ特徴について、詳しく解説していきます。

オウンドメディアの活用 

自社の魅力を制限なく伝えられる点が、オウンドメディアが持つ最大のメリットです。

テンプレート的な表現になってしまいがちなナビ媒体とは大きく異なります

自由な表現を可能とする分、更新にはコストがかかる点がネックとなります。

リファラル採用 

社内の人脈を駆使して、求める人材を採用する方法がリファラル採用です。

自社のことをよく理解している人材から紹介のため、マッチした人材が採用できる点がメリットです。

社員と人事の間でどのような人材が欲しいかを事前に打ち合わせた方が、よりマッチした学生を紹介してもらえる可能性が増えるでしょう。

リファラル採用については、下記記事でも詳しく解説しています。こちらの記事も合わせてご覧ください。

SNS 

多くの学生が利用するSNSを使った採用です。

情報の拡張性や気軽なコミュニケーションが、SNSを活用する最大のメリットになります。

一方でSNSでの情報スピードは速いため、情報が埋もれてしまう可能性もあります。

SNSの活用術については、下記記事でも詳しく解説しています。こちらの記事も合わせてご覧ください。

採用ミートアップ 

会社説明会のようなフォーマルな形式ではなく、交流会のようなカジュアルな形式でおこなう採用方法です。

カジュアルな形式のため、学生側の本音がみえる瞬間もあり、貴重なコミュニケーションの場になります。

説明会をより会社の実際の雰囲気が掴みやすいため、学生に人気のある採用手段になります。

ダイレクトリクルーティング

あらかじめ設定した学生像とマッチした学生のみへアプローチできるのが、ダイレクトリクルーティングです。

ミスマッチの少ない採用手段として、近年は大きく注目されています

新卒採用向けのサービスを数多くリリースされており、各サービスで特徴があります。

理系人材を採用するための手段なら『TECH OFFER』

近年登場した新卒採用の手段の中で、ダイレクトリクルーティングはミスマッチの少ない採用手段のため、大変おすすめです。

数あるダイレクトリクルーティングサービスの中で、理系学生を採用したいのであれば、『TECH OFFER』がおすすめです。

『TECH OFFER』は全国で40,000件の大学研究室、1,000,000件の技術キーワードをもとにデータベースを構築しています。

ダイレクトリクルーティングにおいて、データの規模はミスマッチの少ない採用を実現するためのカギです。

『TECH OFFER』はミスマッチの少ない採用を実現するのに十分な規模を誇っています。

『TECH OFFER』ではサービス内容や導入実績をまとめた資料を無料で提供しています。

下記のボタンからダウンロードができますので、ご興味ある方はぜひ一度ご覧になってください。