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INTERVIEW

TECH OFFERを利用して、内定を獲得した先輩の声を紹介します。

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INTERVIEW

【三菱ケミカル株式会社へ理系学生が就職】企業側からのオファーで内々定獲得!

K.Kさん


三菱ケミカル株式会社

理系学生の就職活動|有名大企業からオファーをもらう秘訣とは!?

―初めまして!本日はKさんがどういう就職活動を送ってこられたのか、TECH OFFERを使ってみてどうだったかなど、詳しくお話聞けたらと思っております。よろしくお願いします!
こちらこそよろしくお願いします!
ーでは、早速なんですが、就活の大まかなスケジュールを教えていただけますか?

M1の6月1日がスタートです。インターンの情報解禁日だったので、インターンの申し込みを始めました。6月、7月はESを書いたり面接をしたりといった感じでした。10月、11月頃になると、夏に申し込んだ座談会が行われることが決定したので、まずはそれに参加しました。後は、YouTubeでライブ配信型の説明会を行う会社さんが多かったので、そのような説明会は欠かさず参加して、冬はインターンにはエントリーせず、そのまま本選考を迎えました。本選考は、秋に開催された座談会を行った会社が早期選考に案内をしてくれたので、1月頃に最初の面接をしました。今回内々定をいただいた三菱ケミカルさんは、3月の解禁以降に本選考が始まりました。
ー志望業界や業種はどこに絞っていましたか?
化学メーカーか半導体を扱っている会社に行きたいと思っていました。夏のインターンの頃は大手に絞っていたので、大手を中心にエントリーしていました。内々定を貰った先輩を通じてインターンに参加できることもあったので、そのような機会は逃さずに、しっかり応募するようにしていました。春の本選考の時期も化学メーカーの志望は変わらなかったのですが、大手だけでは不安だったので、中小企業も応募するようにしました。
ー化学メーカーや半導体を扱う会社を志望していた理由はなんですか?
院まで進学して、ずっと化学科に所属しているので、せっかくなら今まで身につけた知識や培った技術を活かした仕事を今後もしていきたいと思ったので、ここの2つを志望していました。
ー院まで進学したことで、就活で学部生より有利になったと感じることはありましたか?
研究職や生産技術等の技術系の職は、どうしても大学院生の比率の方が恐らく多いと思います。実際に、学部で卒業して就職した友人も、技術職に進んだ人はほとんどいなかったので、技術職に就職したかったら、やはり院に行っておいた方がいいかなとは思います。
ーなるほど!すごく勉強になります、ありがとうございます!
夏のインターンで印象に残っているエピソードは何かありますか?
インターン選考の時に初めて面接をしたので、その面接は印象に残っています。後は、録画面接があって、オンラインならではの珍しい面接方法だったので印象に残っています。録画面接は、人事の方がビデオの中で、これとこれとこれについて何分で説明してくださいという風に言ってくださるので、その指定された内容に沿って、自分で動画を撮って話すという内容のものでした。聞かれる質問は、志望動機や将来やりたいこと等、想定内のものが多かったので、そこまで答えにくかった印象はないですね。
ただ、夏のインターンは3社エントリーしたのですが、1社はコロナの影響でなくなり、1社は落ちて、最後の1社も座談会のみという形だったので、実際に参加することはできなかったです。
ーやはり、去年の就活はコロナの影響が大きかったみたいですね…。
では次に、面接対策はどのようなことを行いましたか?
面接対策としては、就活サイトで過去に聞かれた質問を調べたり、そこの会社を受けた先輩に、どんな質問をされることが多いかを聞いたりして情報を集めました。そのうえで、原稿とまではいかないですが、この質問が来たらこう答えるという対応表のようなものを作成して対策していました。
ーしっかり対策できていて素晴らしいですね!
では、三菱ケミカルさんに入社を決めた理由はなんですか?
第1志望だったので、ここから内々定をいただけたら就活を終えようという風に決めていました。具体的には、福利厚生や給与の面はもちろん、幅広く事業を行っていらっしゃるということと、化学メーカーで生産技術に近い感じのことができるということを知って入社することを決めました。
ー第一志望の企業さんからの内々定、本当におめでとうございます!
次の質問ですが、周りと比べて就活を始めるのは早い方でしたか?遅い方でしたか?
同じ研究室の人達は皆、同じような時期に始めていたと思います。インターンの解禁日に合わせて動く流れがあったので、特別早い方ではなかったかなと思います。ただ、解禁日に合わせて動いたことで、情報収集や説明会への参加が早い時期からできていたので、2月.3月の本選考前にある説明会等が満席になってしまっても焦らずに就活を進めることができたのは良かったです。
ー早めから動いたことで、自分のペースで就活を進められたんですね!
では、研究と就活の両立は大変でしたか?
私の場合は、研究室の教授がそこまで厳しくなくて、本選考の時期は研究を強制されることはなかったので、就活に集中することができました。もし、もっと就活が長引いていたら話は変わってきたかもしれないですが、4月末には終わっていたので、就活ばかりやっていたという感じです。ただ、3月より前の時期は2月にM1の研究発表があったので、ほぼ毎日研究室に行っていました。その時期は逆に研究をメインでやっていましたね。
ーなるほど、3月を境にしっかり切り替えができているのが凄いですね!
就活中なにか辛かったことはありますか?
私は2次面接で落とされてしまうことが割と多くて、落ちた時はやっぱり辛かったですね。ただ、そこで引きずるのも良くないと思ったので、何が悪かったのかを考えて、失敗を次に活かせるようにしていました。
ー落ちても引きずらず次に活かすことは簡単なことじゃないですよね、本当にすごいと思います!
ちなみに、就活においてコロナの影響はどの程度でていましたか?
コロナの影響で、面接は全てオンラインで行いました。1社も現地で面接を行うことは無かったです。インターンもどこも現地開催はしていなかったので、本当にどこにも行くことなく就活を終えました。
ー現地に行けなかったのは非常に残念ですね…。
コロナでオンラインになったことで良かったことと、悪かったことはありますか?
私は結構人見知りなタイプなので、カメラを通じて面接する方が、対面で面接するよりもリラックスしてできたので良かったです。また、家で面接を受けられるので、直前まで練習することができますし、慣れた環境で話せるのは大きかったと思います。後は、地方に住んでいるので、東京や大阪に行くための交通費が必要なくなったことが本当に良かったです。
一方で工場や研究の見学をすることが全くできなかったので、現地の雰囲気を何も知ることができませんでした。インターンを通じて体験することも叶わなかったので、まだ自分がどんな所で働くのかあまり分かっていないという不安は少しあります。
ー現地の雰囲気が分からない中で、何か雰囲気を知るために工夫したことはありますか?

実際に勤めている先輩に連絡をとって、今どんなことをしているのか、どんな雰囲気で働いているのかを聞くことで大まかな雰囲気は知るようにしていました。
ー三菱ケミカルさんに入って、将来的にやりたいことはありますか?
今後はIoT化や工場の機械化が進んでいくと思うので、電子材料の開発・生産製造に携わりたいと考えています。そういったITの発展や開発には、やはり材料の開発が基盤として欠かせない部分になってくるので、技術者として、より効率的で安価なものを作れるように、コスト改善なども積極的にやっていけるようになりたいと思っています。
ー自分の将来像をしっかり見れていて素晴らしいですね!
次の質問ですが、TECH OFFERを使って良かったことはありますか?
まず、三菱ケミカルさんのような大きな企業さんともやり取りできるのがすごく良いなと思いました。人事面談などを積極的に組んでくださる企業さんもあったので、そういう面で非常に助かりました。
ー色々な企業さんと繋がることのできるツールとして、お役に立てていたようで良かったです!ありがとうございます。
では最後に、先輩として後輩の就活生にアドバイスをお願いします!
1次面接は特になんですが、話しやすさや人柄を注意して見られているなと感じることが多かったので、とにかく明るく元気に振る舞うことが大事だと思います!2次面接以降は、志望動機等の内容がしっかりしているかとか、研究内容についてどれだけ話せるかとかが重要視されているように感じたので、そこの部分をしっかり固めて面接に臨むのがいいと思います!
―面接の段階によって重視されてるポイントが変わってくるんですね!本日は貴重なお話をしていただきまして、ありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうございました!